2018年 01月 16日 (火)

早稲田育英ゼミナール(泉中央教室)

今週の授業日記

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2007/03/15 11:04
今週の授業日記◇◇◇早育英・教室点描 (3月第2週) 凱旋帰国と熱烈ラブレター

 公立高校の合格発表も終わりました。教室には1ヶ月前のピリピリムードから一転、何とも言えないほっとした空気が流れています。今日もまた、笑顔の中3生が、お母さんと一緒にご挨拶に来てくれています。

生 徒 : 「先生、見てください。合格は発表されたけど、それでもまだ信じられなくて、この通知をもらって初めて安心できました。」

講 師 : 「よかったねぇぇぇ。見せて、見せて! ! うわぁ・・・・何より嬉しいよね。」

 講師はそう言ったものの、感無量になってしまい、次の言葉がすぐに出てきませんでした。彼女が見せてくれた合格通知。それは、A4サイズのわら版紙に、たった3行で「合格を通知する」と書かれたものでした。たった1枚の紙に、たった3行の文章。その中に、彼女の努力の結晶が詰まっているのです。
 
 生徒にしてみれば、待ち焦がれた通知だったことでしょう。短いけれど、熱烈なラブレターをもらった時のような、大きな大きな感激が、彼女を包んでいるのがわかりました。




生 徒 : 「それから、先生のコレ、効き目ありました。」

 それはさかのぼること2週間前。彼女からこんな申し出があったのです。

「先生、受験のお守りにしたいから、先生の愛用しているもの、何か貸してくれませんか?受験に合格した人のものって、縁起がいいって聞いたから。」
 
 講師は快く彼女の申し出を受けて、自分の持っていたマスコット人形のお腹に「合格」と赤字で刺繍して、彼女に持たせていたのでした。
 
 彼女の手のひらの中に、ぎゅっと握りしめられていたのでしょう。少し黒くなり、シワを帯びたマスコット人形が、無事お役目を果たして、講師のもとに凱旋帰国です。



 心の底から感動したり、嬉しいことがあると、人間は言葉に詰まってしまいます。本当はもっと、この生徒に色々な言葉をかけてあげたかった。でも、たった1枚の紙切れと、シワくちゃのマスコット人形を見せられて、講師は完全にやられてしまいました。
 
 最後に、彼女はおもむろに講師の隣にやってきてピースサインを出しました。デジカメを構えるのは、お母さんです。喜びいっぱいの笑顔の写真は、いつまでも、いつまでも記念に残ることでしょう。





 参考URL:http://yunchan.vis.ne.jp/

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2007/03/07 11:36
今週の授業日記◇◇◇早育英・教室点描 (3月第1週) 考える力の成せるわざ

 今日は公立高校受験の日。今頃はみんな、必死で頑張っている頃でしょう。無事会場にたどり着いたか、今年はどんな問題が出ているのか・・・朝から、そんなことばかり考えています。

 さて、先日中3生のFさんが、受験前最後のポイント確認をして行きました。

講 師:「この問題は、割合の連立方程式だったね。じゃあ、確認のために一度やってみよう。」

Fさん:「先生、これって、純粋に割り増しした分だけを使って方程式立ててもいいんですよね。」

講師:「いいよ、解答とは違う方法だけど、やってみて。」

 こうして、Fさんは解答とは違う方法で、見事に正解を導き出したのでした。




 個別指導は、生徒と会話しながら授業を進めて行きます。例えば、わからない部分をしっかりヒアリングして、そこから始めることはもちろん、『少しズレた解答をし始めたな・・・このままでは絶対に正解にたどり着けないぞ・・・』と思ったら、すぐその場で修正させることができます。

 子供たちは、このような授業を繰り返し受けることによって、「考える力」が育つのです。

 「考える力」は、「やり方・テクニック」とは少し違います。やり方やテクニックをいくら教えても、それを使いこなせる能力がなければ、何にもなりません。それに、「やり方・テクニック」に固執するあまり、問題の出題意図を見失い、本末転倒の答えを書いてしまうことさえあります。

 一方で「考える力」が育つと、Fさんのように、基礎に裏付けされた自分オリジナルの解答方法を作り出して来ることがあります。そうなってくると、子供たちは自信を持ち、どんな問題が出されても驚かないようになるのです。

 「やり方・テクニック」対「考える力」。ただでさえ緊張する受験会場にあって、一体どちらが功を奏するでしょうか。結果は明らかです。



 オリジナリティーあふれる少数精鋭部隊を育てること______。
 それが私たち個別指導専門塾の目指すところです。

 たくさんの生徒を一気に集めて指導することはないですから、少し巷の認識とは違うタイプの塾かも知れません。しかしそんな塾だからこそ、やれることがある。小粒ながらも、ピリリと辛いのが、当塾の授業です。
 
 それを知ってか知らずか、「受験が終わっても、高校入学まで塾に来たいです」と希望する中3生は現在、半数を超えています。勉強の手を緩めたくないのです。生徒たちにとっては、合格が最終目標なのではなく、通過点でしかないという冷静な見方ができている。これも、「考える力」の成せるわざでしょう。

 今日の入試では、いつも通りの平常心で臨むんだよ。
 存分にオリジナリティーを発揮しておいで。
 あなたたちを受験に送り出すのが、とても誇らしい。

 講師の心に去来する思いは尽きません。




 参考URL:http://sailove.ifdef.jp/

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2007/02/28 13:47
今週の授業日記◇◇◇早育英・教室点描 (2月第4週) その手は桑名の焼きはまぐり

個別指導というと、生徒に合わせてくれる親切丁寧なイメージがあると想いますが、こんな一面があることを、ここでご紹介しておかねばなりません。

今週は中3生にとって最後の追い込み。彼らはもちろん必死です。しかし、中1~2年生に対しては、教室でこんな檄が飛んでいます。

生徒:「部活で疲れてて、宿題忘れました。」

講師:「では、罰として宿題の量を2倍にします。自業自得。」

生徒:「えーっ。・・・1週間じゃ終わんない量じゃん・・・」

講師:「何? それじゃ足りないって?」

生徒:「いえ、何でもありません。(苦笑)・・・わかりました。」



講師:「今日は授業で何度もコックリコックリしてたよね。今日はその分、居残り勉強。」

生徒:「えー、一瞬だけだったよ。それに、お腹すいたし・・・」

講師:「知りません。先週『集中します』って約束したでしょう。約束破ったのは誰?」


講師:「はい、次の問題。●●君、答えて。」

生徒:「なんかさっきから、俺にばっかあたってない?」

講師:「今日は緊張感欠けてるからだよ。上の空で話聞いてるでしょ。」

生徒:「だって、試験終わったら気が抜けちゃって・・・。」

講師:「そんなの、言い訳にならない。何のために塾に来てるの。」

生徒:「・・・・そりゃそうだね。」

生徒は、担当講師の親切に慣れてくると、様々な手を使って甘えてきます。講師を試そうとしているのです。

 しかし、その手は桑名の焼きハマグリ。講師はすぐにピンと来るのです。お互いに毎週会い、隣に座って教えていますから、生徒が「だらけて言い訳している」のか、「本当に体調が悪い」のか、見当がつくという訳です。
 
 宿題を倍に増やせば、講師はそれを全部見てあげなくてはなりません。居残り勉強をさせるということは、講師もそれに付き合うということです。



そうやって、中学1~2年生の勉強意識を育てて来ますと、彼らが受験生になった頃には、こんなことを言い出すようになります。

「先生、もっと宿題を下さい。」

「僕、毎日自習に来ていいですか。土曜日は、何時から自習できますか。」

勉強に対する意識を植え付けるというのは、本当に大変なことです。1週間や1ヶ月そこらでは、身につくはずもありません。ですが、小学・中学の早い段階から勉強を習慣として覚えさせると、受験期には、周りがどうこう言わずとも、生徒は「自分から」アクションを起こせるようになるのです。

これは、私たち教育現場に携わる者が、痛烈に感じている事実なのです。

 何事においても、「ひとり立ち」させるには、厳しさが必要。講師の「檄」には、生徒への深い深い想いが込められているのです。




 参考URL:http://kokage.g--z.com/sozai/

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2007/02/20 17:13
今週の授業日記◇◇◇早育英・教室点描 (2月第3週) 「物言わぬ後ろ姿」、ただいま増加中。

 現在では、「自習室」「自習スペース」を確保している教室は、たくさんあることでしょう。もちろん、当教室にもあります。集中して勉強したい生徒は、気軽に来塾して、無料で利用することができます。

 最近わかってきたことなのですが、当教室の自習スペースは、どうやら生徒に「特別な感情」を抱かせるようなのです。実際の生徒の声を聞いてみましょう。




【中学2年生の男の子】
「先生、オレ、家にいるとテレビとか見てしまうから、塾に来て自習してもいいですか?」

(ど、どうしたの? 勉強、嫌いじゃなかった? )

【小学2年生の女の子】
「先生、私も高校受験の時になったら、ここに自習に来てもいい?」

(何年も先のことなのに、えらいね・・・感涙。)


 この生徒たちには、講師から自習を呼びかけたことなどありません。それなのに、受験生でもない彼らが、自ら「自習したい」と言い出すなんて、一体どういうことでしょう。




 当教室の自習スペースは、オープン形式になっており、自習する生徒の後ろ姿が見えます。

 頑張る受験生たちの「物言わぬ後ろ姿」は、知らないうちに他の下級生に大きな影響を与えていたのです。勉強であれ、何であれ、何かに必死で取り組み続ける姿は、感動を呼ぶものです。たとえ子供同士であっても、心を打たれるものなのです。

 また、「物言わぬ後ろ姿」は頼もしく、そしてかっこよく見えるようで、今や当教室では、自習することが下級生の憧れになっています。

 「勉強しなさい」「自習しなさい」そう言われなくても、勉強したくなる。そんな夢のような感情が、子供たちの心に、この教室で、確かに芽生えているのです。

 今週は、定期テスト週間。中学1~2年生も受験生たちに負けまいと、毎日何時間も自習をして行きます。・・・こうして、「物言わぬ後ろ姿」は、毎日増加しています。





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2007/02/13 14:37
今週の授業日記◇◇◇早育英・教室点描  (2月第2週) 最悪のシナリオ

 月日は確実に進み、当塾でもとうとう、公立高校の推薦入学試験の合否がわかりました。合格者もいれば、残念ながらその逆も。推薦に不合格ということは、もはや一般受験しか合格の道が残されていないことになります。

「私たちの時は、全員が受験していたわよ。」

お父さん・お母さんは、そう言うかも知れません。確かに以前は、高校に進学するために、全員が一般受験していた時代でした。ですから、親御さんにとって「公立高校の推薦入学」というのはピンと来ないかも知れません。

 しかし推薦で合格してしまえば、一般受験の生徒よりも1ヶ月も早く合格気分を味わえるとあって、「チャンスがあれば・・・」と推薦入学試験に挑戦する生徒は意外と多いものなのです。




 しかしよく考えると・・・人より1ヶ月早く合格できるということは、一方で1ヶ月早く不合格の知らせを聞いてしまう子もいるということ。

 不合格の知らせに激しく動揺し、その後の勉強が手につかなくなり、最悪の結果、一般の公立受験も失敗してしまうパターンがあります。それが、私たちが考える「最悪のシナリオ」。

 最悪のシナリオを考えながら、個別指導専門塾として、1人1人の生徒に何ヶ月も前からアドバイスしておくのです。「もし、推薦に失敗したら、どうするべきなのか」を。同じ失敗をするにしても、その後の対処方法を知っている場合と、知らない場合とでは、雲泥の差です。塾が提供できるのは、何も勉強のノウハウだけではありません。受験に必要な気持ちの持ち方や、物事の考え方。それを教えることも、私たちは塾の使命だと考えているのです。






 「最悪のシナリオ」を描きながら仕事をする能力は、どこの企業でも求められていることです。それが、企業にとっての危機管理につながるからです。塾の場合も同じではないでしょうか。

「えっ? 推薦? 落ちましたよー。でも次、頑張りますよ。」

「最初から落ちる覚悟だったから、いいんです。」

 カラ元気ではない、決心がにじみ出ているような子供たちの言葉に、私たちのアドバイスは確実に生きていると感じます。




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2007/01/30 16:13
今週の授業日記◇◇◇早育英・教室点描  (2月第1週) 整形・金持ち・叫ぶ人???

 せっかく勉強をするなら、少し興味をそそられる内容がいい。誰だって、そう思うはずです。

 英語の授業に来ている少年2人組は、現在中学2年生。英語の成績はすこぶる安定しています。覚えも早いから、教える側としては、次々と教えたくなってしまう子供たちなのです。しかし、「詰め込むだけでは、英語に対する興味が薄れてしまうのではないか?」と考えた講師は、ある日、授業に音楽を取り入れました。自分の持っている音楽の中から毎週1曲を選び、少年たちに聴かせるのです。もちろん、日本語訳の歌詞までつけて。

 今回の曲目は、1982年の名曲、マイケル・ジャクソンと、ポール・マッカートニーのデュエット、『The girl is mine(素敵な彼女は僕のもの)』でした。この曲では、若かりしマイケルとポールが、1人の女性をめぐって争う歌詞がつけられています。中学生とは言っても、まだまだ子供らしい面も多い少年たちです。

 「果たしてこの曲の微妙な男心がわかるだろうか・・・」
 「恥ずかしがって、真剣に聴こうとしないかも・・・」

 講師は、そんなことを心配したそうです。




 ところが、音楽をかける前に、少年たちはこんなことを言い出しました。

「先生、マイケル・ジャクソンって、整形何回したの?」

「マイケル・ジャクソンって、金持ち?」

「マイケル・ジャクソンって、Au!とかFwooo!とか、叫んでる人だよね。」

 講師は、苦笑しながら、実際に曲を流しました。

 すると・・・今までワイワイやっていた少年たちが、フツッ、と押し黙ってしまいました。それはもう、真剣に耳を傾けているのです。曲が終わって、講師は言いました。

 「ね?マイケル・ジャクソンって、叫んでるだけの人じゃないでしょ?こんな優しい、いい曲も歌ってるでしょう?」
少年たちは静かにうなずきました。「整形・金持ち・叫ぶ人」というマイケル・ジャクソンに対する偏見も、すっかりどこかへ吹き飛んでしまった様子。何よりも、恥ずかしがらずに名曲を鑑賞できたことが、この日一番の収穫だったようです。


 確かに、生徒たちが受験生で、成績をすぐに上げなければいけない場合には、音楽なんて聴かせている余裕はないでしょう。しかし、こう考えてみてはどうでしょうか。塾は勉強をさせるところですが、何と言っても本人のやる気や興味を引き出すことが一番に求められていると思います。それに子供の場合は、まだまだ行動範囲が狭く限られているので、感性や視野を広げるためには、周りの人間が様々なきっかけを与えてあげることが必要なのです。

 今や音楽もグローバルな時代。往年の名曲を知っておくことは、少年たちの心の栄養になるに違いありません。将来、外国人と話をした時。

「君って、マイケル・ジャクソンのファンなのか。彼って、整形して叫ぶ変なヤツだよな。」と言うよりは、

「へぇ!君、マイケルのファンなの?彼のバラードって、心癒されるよな。」と言って欲しいものですよね。




 参考URL:http://yachorins.lomo.jp/

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2007/01/23 16:34
今週の授業日記◇◇◇早育英・教室点描 (1月第4週)   時を飛び越える少女   

 さて、今回はこんなお話をしましょう。
先日いつものように夕方4時頃、講師が授業準備をしていました。すると早々と塾の扉を開ける音がします。

「こんにちはぁ。」

 弾む声で入って来たのは、中3生の女子生徒。

 講師 : 「どうしたの、今日は早いねぇ。」

 女子生徒はニコニコと微笑みながら、講師に近づいて来ました。そして、実力考査の点数報告をしたいと言い出したのです。当塾では、学内テストでも模試でも、必ず点数を報告してもらうきまりにはなっていますが、生徒が自ら進んで報告しに来るということはあまりありません。だから、講師は少しあっけにとられました。



 講師 : 「学校内で最後の実力考査だったものね。手ごたえはどうだったの。」

 すると、その問いかけに彼女は答えようとはしません。ひたすら報告用紙に点数を記入し続けている様子。

 女子生徒 : 「これでよし、と。先生、見て下さい。」

 女子生徒は講師に報告用紙を手渡しました。何とそこには前回よりも20点近く上がった数字が書かれていました。講師は書かれた数字に見入るふりをしながら、女子生徒の様子を注視します。すると、講師のそばにぴたりとはりついたまま、女子生徒は離れようとしません。

 講師は瞬間的にこう思ったそうです。「これはきっと、褒めて欲しいんだな・・・。ようし、どうやって褒めてあげようか・・・。」考えた末に、講師は心からの笑顔を向けてこう言ったといいます。

 「あなたは手塩にかけて大切に育てた生徒だから、私も本当に嬉しい。今日一番の喜びだよ。知らせてくれて、ありがとうね。」と。



 中学生くらいになると、幼い子供をあやすような大げさな褒め言葉は、すぐに見破られてしまいます。「心からの言葉なのかどうか」、生徒たちは敏感に感じ取るのです。

 十数年前と比べれば、確かに世の中も人々の価値観も変わりました。しかし、子供たちの愛情を求める気持ちは変わっていないような気がします。褒められる機会を待っているのです。

 女子生徒は、どんな思いで2時間も早く塾に来たのでしょう。メールや携帯電話という手段もあるのに、ただただ、講師の顔を見て結果を知らせたいがために、2時間のときを飛び越えて来た。その純粋でひたむきな思いに、講師は熱いものがこみ上げるのを感じたそうです。

 お互い口には出さなくても、女子生徒は「講師に知らせたい」と思い、講師は「褒めてあげたい」と感じた。こんな温かい心のつながりが、これからもこの少女に訪れますように。そう願わずにはいられない、素敵な夕方のひとときでした。





 参考URL:http://cheerful.hacca.jp/

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2007/01/18 15:25
今週の授業日記◇◇◇早育英・教室点描  (1月第3週) 作文力=人間力 

小学生のお子さんを持つご家庭なら、殆どのところが何らかのゲームを買い与えていらっしゃると思います。

 「お友達みんなが持っているから、うちの子だけが持たないのは気の毒な気がして。」
 
 「いやぁ、クリスマスにねだられちゃってね。日頃遊んでやれない分、仕方ないかなー、って・・・。」

 「うちは男の子2人でしょ?ゲームしてる時は静かだから、助かるのよ。」

 与える理由は様々ですが、そういったゲームの広がりが、教育の現場にこんな影を落としていることはご存知でしょうか。

 当教室では作文力の向上を目指し、小学生には文章を多く書いてもらう指導をしていますが、先日こんなことが起こりました。



 講師:「では、①「あなたがしたこと」について ②いつ、どこでしたか ③その時どう感じたか を書いて下さい。昨日のことでも、去年のことでも、それより前のことでもいいんですよ。心に残ったことを書いて下さい。先生に、教えるような気持ちでね。」

 当然、講師としてはお正月や冬休みをどう過ごしたかや、学校や家庭での出来事を書いてくるものと考えていました。ところが・・・

 「ゲームをしました。楽しかったです。」
 「DSをやりました。面白かったです。」

 まるで申し合わせたかのように、複数の小学生がゲームについて書いてきたというのです。子供の心に残っていることは、ゲームなのか・・・。ゲーム脳のもたらす無機質な回答に、講師はゾッと背筋が寒くなる思いがしたと言います。 




子供たちはきっと素直に「ゲームが楽しかった」ということを表現したつもりでしょうが、読み手の講師には感動はおろか、楽しさのかけらも伝わらなかったようです。
 
 宮城県の高校入試では、作文が出題されます。大学でも小論文を課して「人間力」を見るところもあります。つまり、進学する限り、作文はついて回るということ。人に感動を与える文を書こうとすれば、人との関わりの中で、自らが体験したことを書かなければ感動は与えられない。だから、作文力のある人は、深く考える力のある人。作文力=人間力 とみなされても仕方がない世の中なのです。

 小学生の年頃にこそ、感情をふくらませて文章を書く練習をしておかなければなりません。それは塾でもできることです。しかし、その前段階の、土台となる様々な経験を積ませてやれるのは、家庭や学校です。

 特別なことでなくたっていいのです。例えば週末の家族ドライブで。どんな風景やお店が多いのか、子供に気づかせる。それで地域の特色がわかります。どんな標識があるか、子供に探させる。それで交通ルールがわかります。例えば毎日の炊事の時間に。野菜を洗ったり、皮むき器で皮をむかせてみる。米とぎをさせてみる。それで栄養や食の大切さがわかります。お母さんへの感謝の気持ちが育ちます。

 そんな何気ない体験の1つが、ゲームよりもずっと深く心に残った時。きっと子供たちの作文力=人間力は、豊かなものになっていくはずです。







 参考URL:http://sozaidas.com/

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2007/01/11 16:02
今週の授業日記◇◇◇早育英・教室点描(1月第2週) すっと挙がる手・手・手 !

 新年あけましておめでとうございます。

 当塾は、いつもは個別指導です。しかし、春・夏・冬の特別講習の時期には、中3生の集団指導を行います。

 今回はその集団指導の日のお話。集団指導に慣れていない子供たちにもかかわらず、誰一人として遅刻しません。聞けば、理科担当の講師から、

「 遅刻は恥 」
「 少なくても十分前には着席していること 」

と教えられたとのこと。その言いつけを全員が守っていたのです。

 わたしたち講師は生徒を見ているつもりになっていますが、生徒たちはそれ以上に講師を見ているもの。講師の指導に日頃から信頼を置いているからこそ、言いつけも守れるのでしょう。




 こうして、全員遅刻なし・休みなしで授業がスタートできたのです。

 そして授業が終わり、生徒たちは帰り支度をするのかと思いきや、みな席を立とうとしません。

 「 あれ ?! いったいどうしたの ? 」と講師が思っていたところ、最前列の生徒が、小さな声でこう言ったというのです。

「 あのぅ・・・先生、宿題は・・・。 」

 講師は驚きとともに、生徒たちの真剣さに胸を打たれました。


 生徒たちは個別指導もいつも通りに受けているため、宿題の多さはその分だけでも半端ではありません。講師はそれをわかっていたし、実力に差のある子供たちを集団指導していたため、集団ではあえて宿題は出さないでおこうとしたのです。


 しかし、個別指導の方でバンバン宿題を与えられている生徒たちは、「 授業が終われば宿題が出るもの 」と擦り込まれている様子。

 ためしに講師は尋ねました。

「 では、宿題を出してほしい人は? 挙手。 」

 すると、ぽつり・ぽつりと手を挙げ始め、とうとうほぼ全員が手を挙げたのです。

「 それでは、ご希望通りに。 」

 講師はそう言うと、これでもかという量の宿題を与えましたが、誰も不平不満を言いません。むしろ、忘れないようにするため、みな必死でメモをとっています。

 成績上位の生徒は、自分を高めるために挙手。もっと頑張りが必要な生徒も、甘えてなんかいられないから、思わず挙手。すっと挙がる手・手・手! その光景は、素晴らしいものでした。





 参考URL:http://www.geocities.jp/crambon2005/

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2006/12/19 17:10
今週の授業日記◇◇◇早育英・教室点描 (12月第2週) 体が動くと電気がつくの。

個別授業をしていると、風邪気味の場合も含めて、生徒の様子が「いつもと違う」場合、すぐにわかります。
生徒と向かい合う時間が長いからなのでしょう。
 
 ところが、そんな講師にもじっくり見ないとわからないこともあります。ある小学2年生Eちゃんの国語の授業のとき、こんなことがありました。



問題を解いている最中、Eちゃんが、席を立ったり座ったりしています。また、そうかと思えば席の上に正座。今度はひじをついて前かがみになっています。

 講師は、「姿勢をちゃんとして。」そう注意しようとしました。しかし、Eちゃんの様子をよーく見ると、机の上の問題からは決して目を離しておらず、決まったリズムで、答えを書き込んでいるのです。

 講師はハッとし、「今は少しだけ見守っていよう。」と思いました。


 授業の最後に、講師はEちゃんに尋ねました。

講師:「Eちゃん、さっきは色々動いていたね。どうして。」

Eちゃん:「だってね、じっと座ってると、言葉が思い浮かばないんだもん。体を動かしてると、パッと電気がついたみたいに、全部書けるの。」

 この時、講師は思いました。子供の成長にはきちんとした過程があるのだということを。大人になるとついついそれを忘れがちになり、大人と同じようなふるまいを子供に要求したくなるものです。しかし、大人の私たちに本当に必要なのは、子供に「要求する」ことではなく、子供の様子を「よく感じ取る」ことなのではないかと。

講師: 「Eちゃん、今日は全部正解できてよかったね。頭と体が早く合体して、座ってても考えられるようになるといいよね。」

 Eちゃんは満面の笑顔を向けながら「うん。」と言い、スキップをしながら帰って行きました。

 
 



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