2017年 04月 27日 (木)

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中学生の勉強内容 (対象:すべての塾 )
質問者:味噌を (2012/01/30 09:50)

中1の子を持つ母親です。高校受験においては調査書の評価も大変重要だと聞いております。そのため、定期テストで高得点取れるようにテスト前は特に頑張って勉強しています。
今通わせている塾では学校の内容重視の授業のみのようです。今、とても不安なのは志望する高校(可能であれば二高)に入れたとしてもその後の勉強に対応できるのか?というところです。
塾によっては定期テスト対策はせず(生徒個人任せ)、塾は塾のカリキュラム通りに進み先取りハイレベルな内容をしているところもあるようです。
今から高校の授業へ向けての勉強をしなくても良いのか…大変不安に思っています。

※以下回答を、塾からの回答順に掲載しております。

回答:中野塾 (2012/01/30 09:51)

 ご質問ありがとうございます。中野塾の中野です。
現在、お子さんは中1生なのですが、今から高校の授業へ向けての勉強をしなくても良いのか、
というご質問のようです。先のことを考えるといろいろと不安になるのでしょう。
でも答えははっきりしています。しなくていいです。

 私が予備校で教えているとき次のような生徒がいました。
「僕は因数分解ができるんだ。お父さんに中3の数学を教わっているんだ。」
その子は中2になったばかりでした。
「そう、すごいね。」
軽い世間話の延長でしたが、「もっと今やってる中2の連立方程式の文章題をやればいいのに。」と
ふと思ったりしたのも確かです。
その学年が中3になって因数分解を習うようになり、彼はもちろんできていましたけど、

ひととおり基本を習った後でみんなが間違うような少し難しい問題も、同じように間違っていました。
つまり、先取りしても彼の場合はあまり役に立ったとは言えない結果になりました。

でも先取り学習が必ず無意味というわけではありません。
まず科目により大きく違います。
英語などは、どんどん先に行くことができるなら、できるだけ進んだほうがいいと言えます。
それに反して、数学なら、今習っていることをできるだけ深めることをお勧めいたします。

例えば、その因数分解にしても、教えれば小学生でも十分できます。
話を整数だけに限れば算数が得意でない子でも可能です。
でもそれは、「因数分解のようなゲーム」でしかありません。
数学は算数を基礎知識に、文字を使いながら抽象的な論理を組み立ていく勉強です。
計算は技術でしかなく、問題はそれをどのような場面でどうやって使っていくかです。

それは中学の数学から本格的に始まります。
ですから数学ではその単元を一つ一つ深めていくことが大切です。
たとえ中学生が高校の数学を「勉強」しても上っ面の技術だけを練習しているだけにすぎません。
「数学の力をつけた」とはとても言えません。
つまり、「先取り学習」と「ハイレベルな学習」とは違います。
その子の状態と目標を考えられて、これからどうするかを判断されたほうがいいと思います。

さらに、学力をつけるためには、「勉強」だけをやっていても心もとないところがあります。。
いろいろなことを見聞きし、科学や世の中のこと人間について興味を持つことが、
その子の学力を底上げします。
点数を上げることだけを追求しているとすぐに壁に当たります。
壁を乗り越えていくためにも、その子の「人としての力」を育ててあげていってください。

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