中野塾（泉中央教室）

中野塾 　　６月の予定

　田植えも終わったようですね。そろった稲の若い葉が風に波打って、すがすがしい気分にさせてくれます。気がついてみると、初夏の爽やかさと夏に向かう気配を感じることができるこの頃となりました。さあ、次のスタートに向かって歩き始めましょう。

■１･･･授業日・休講日などの確認　　　（対象：全塾生）

■２･･･今春の受験生たちの返信から

　つい数か月前に受験を経験した、かつての受験生たちから貴重な返事が返ってきました。ありがとうございました。
　塾とは「勉強を教える」ということが第一義ですが、それとともに「安心して勉強ができる」ということも大事な点だと思っています。塾からの帰り道、「今日は来てよかったな」と思ってもらえるのが、私にとっての最高の「幸せ」です。これからも、みんながそういう「よかった」の気持ちが持てるように、一つ一つ丁寧に積み上げていこうと思います。
　今回の受験生たちは、これから次の学校に上がっていく姿を想像するのに、結構示唆的な生徒たちでした。いろいろ気づかせてくれたことに感謝して、次のステージに生かしていきたいと思います。

■３･･･私の、中学・高校の同窓生の一人のこと

　仙台に来てから、かつての友達や同級生たちとも疎遠な生活をしてきました。そのような中でも、中高の同期会とはかろうじてつながっていて、先日とても残念な訃報を目にしました。彼は40年近く家庭裁判所の調査官という仕事を続けていたということを知りました。
　私が高2の時、生徒会の執行委員をやっていて、彼は文化祭実行委員をやっていて、いつも一緒にいる時期がありました。ある日、帰りが遅くなったとき、うちに来る？と誘われて、彼の自宅に行ったことがあります。私は東京の私立の学校で、彼のうちは私と逆方向でした。地下鉄を降りて荒川の堤防に沿った、夜の暗いまっすぐの道を一緒に歩いていくと、それが突然切れて、東京の下町の街が現れました。彼はこういうところで育ったんだ、とちょっと感動を覚えました。ずっと忘れられない思い出です。
　その後、大学で心理学を専攻して、その「ご縁」で家庭裁判所の調査官になり、仕事は主に非行少年に寄り添いながら続いていったということです。それが新聞に取り上げられたとき、私は初めてそのことを知りました。彼は、高校を卒業してから気になっていた一人でした。お互いに会うことはなかったけれど、こうしてその後の生き方を知ることができてよかったと思います。「非行少年」ではないけれど「少年」たちと一緒に頑張っているよ、と伝えたいです。
伊藤由紀夫君。合掌。

○ 塾のお知らせをネットに掲載しているフィールド・アンド・ネットワークが運営する
　ナチュラルサイエンスがそのワークショップの協賛校として中野塾の教室も使うことになりました。
　６月１日に、中学生・高校生を対象に「センサーアプリ開発を体験しよう」という体験学習、６月６日に小学５・６年生を対象に「はじめてのプログラミング＆アルゴリズム」というワークショップを開講するそうです。詳しいことは、フイールド＆ネットワーク（Natural Science 022-721-2035）までお問い合わせください。

● 中学英数フリーゼミ（無料ゼミ）

　新しい学年になりました。中学生は新しい教科書になり、これまでと内容も一新しました。数学はほぼ同じ内容ですが、英語が教科書の作りがやや、やりにくくなったように思えます。多分、定期試験の点数が取りにくくなるのではないのでしょうか。例えば、とにかくここを押さえれば基本はわかる、というところが曖昧になり、各単元としての主張がぼけているように思えます。その結果、わかったようで何となく過ぎてしまい、あやふやになってしまう、ということが予想されます。今回、開始から２か月たってみて、各学年とも英語の調子があまり良くないようです。そこで、５月の５週目の通常授業の休み（５月29日と31日）２日間を利用して、『英・数　フリーゼミ』を行います。数学は、学年の出だしは毎年そうですが、計算タイプが多いので、練習量が問題になってきます。したがって、これまで2か月でやった英語・数学の内容を､テスト形式したものでプリントにしたものをお渡しして、「フリーゼミ」で確認します。
　内容：４月・５月に学校でやった英語と数学の内容をテスト形式で練習します。
　日時：５月29日（土）・31日（月）　１８時から２１時
　フリーゼミですので振替はありません。高校生も併せてプリントを作りますので､できたら参加してください。