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明和塾(北山教室・八木山教室)

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2007年11月24日

勢いで補習!

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今日もやっちゃいました、6時間補習。

私が担当している国語と英語のみ。

しかも、2人に対して(笑)

まあ、中3だったので、集中力も続き、冬期講習につながる勉強ができてよかったです。

けっこう試験日程がばらけてしまい、まだ定期考査が残っている学校もあるのです。(一番遅いところで12月7日!試験範囲が広そう・・・。)

で、今日のメニューは「古典漬け」と「後置修飾特訓」の二本立て。

試験範囲から「漢詩二編」が削除されたらしく、もうこうなったら「万葉・古今・新古今」に絞って「山上憶良―長歌―反歌―子供への愛情」って具合に即答させ、「おくのほそ道」では「対句―船頭―馬子」、「庵―草の戸―住める方―江上の破屋」とキーワードをつめていきました。

疲れがピークに達したとき、生徒から「和歌の成立年代が分からない」と言われ、なにも考えず、私はこう唱えていました。

「万葉・古今・新古今・・・奈良・平安・鎌倉・・・NHK!!」(笑)

これで年代は大丈夫っす。

最近は、詰め込み教育に対する悪い印象が少しは薄れてきたように思えますが、まだまだこんな古典の指導をしているとイヤな顔をする人もいるかもしれません。

しかし、知識があった上で鑑賞できるということもあるので、私は引け目を感じていません。

美術を専攻している友人と一緒に美術館に行ったときのことです。その友人は「このトルソーは・・・」とか、「何となくその時代っぽい作品・・・」とか、何か私の知らない用語を思い出しているようで、頭の中で比較しているようでした。

その友人は「知識がなくても楽しめる」と言ってくれたのですが、自分の知識のなさを痛感し、同時に新しい楽しみ方の模索を始めたことを覚えています。

古典も同じかもしれません。

「涙を落としはべりぬ」といった芭蕉の感情もある程度模範解答を暗記しておき、年齢を重ねたときにハッと気づいてくれるかもしれません。

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