いよいよ3月になります。新しい学年が待っています。中3生・高3生の何人かから、嬉しい合格の知らせをもらっています。でも、公立高校入試の最終目標である後期選抜は3月上旬です。これを第一志望にしている受験生にとってはここが勝負どころです。今まで努力してきた自分を振り返ってください。そして、自信を持って試験場に向かってください。
さて、「中野塾」では、3月から新年度ということで、すでにご案内を差し上げておりますが、1つは教材費から模試の費用を抜き、模試を申込制にいたします。これは教材費自体の軽減と、多様な進学の形に対応した模試の利用を考慮した変更です。また3月・4月からは授業時間割の大幅な変更を行います。そのために現在、「新年度希望授業」の手紙をさしあげております。ご不明の点がありましたらお気軽にご相談の上、ご提出ください。
これからも、よろしくお願いいたします。
3月 | 1日(日)〜 28日(土) | 通常授業を行います(4週目は変則授業) |
※3月中旬〜4月上旬 | 「保護者面談」「春期講習」「新みやぎ模試」を行います。 | |
4月 | 1日(水)〜 | 通常授業を開始します |
・3月の4週目の個別指導1回分を「保護者面談」にあてさせていただきます。これに伴い4週目の授業は変則的になりますので、授業時間の変更にお気をつけ下さい。
・春休み期間中を利用して「春期講習」を行います。それぞれの生徒に合った内容で行いたいと思います。詳しくは別紙でご案内いたします。
・4月12日(日)泉中央教室で新中2生・新中3生に「新みやぎ模試」を行います。
受験勉強もいよいよ最終局面です。大学受験生は各国公立大学で行われる個別の入学試験、高校受験生は各公立高校の最後の試験である後期選抜試験です。
でも今回の受験生の中には、すでにいろいろなことがありました。センター試験のとき体調を崩して、その後すぐに入院してしまった生徒がいました。推薦入試のとき思ってもみない「失敗」をしてしまって落としてしまった生徒もいました。でもその後の頑張りで、それを回復して、またはそれ以上の成果を出しています。「受験」は何があるか分かりませんが、何があっても結局何とかなるものだということを強く感じます。もちろんこの1回の受験の結果がすべてではなく、それから先が重要なのですが、ひとまず納得のいく、良い結果で終わってほしいと強く思います。
さて中野塾も3月で新年度を迎えます。特に新たに中学生になる、また高校生になる生徒たちに新しく始まる英語や数学についてちょっとアドバイスをしたいと思います。
まず数学の勉強法についてです。数学は「速さ」ではありません。「量」でもありません。どれだけ納得して問題を解いているか、その「深さ」が重要です。きちんと理解しないまま先に進むと必ず壁にぶつかります。でも単元が変わると、前の話があやしくても、また新たな気持ちで進められます。あやしかった部分はあとでもう一度練習し直せばいいです。これに対してそうはいかないのは英語です。
英語は「量」です。常に総合力が試されます。わかっているつもりでも細かいミスをしてしまうのは、練習量が足りないからです。この場合はこうだけど、このときは違ってこう、でもそうでない場合もあって、その時はこうでなければならない、と様々な場合に対応していくためにはやはり量をこなすことでしょう。英語は、確認しながら積み重ねていけば、程度の差はありますが必ず伸びます。
数学が得意な人は英語が不得意、またはその逆、ということはよくあります。それはもともと勉強の仕方が違うのに、同じようにやるからです。そして、小学・中学・高校と上がっていくたびに、それぞれが際立ってきます。でも、「何だろう」と思う知的好奇心がもともとベースにあれば、伸びていく力を支えていけます。いろいろなことに興味を持つ中で、物事が分かっていき、自分が伸びていく達成感を経験させていきたいです。