早いところではもう稲刈りが始まっています。
今年もそういう季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
暑い日々に努力したことが、どう実を結んでいくか私も期待しています。この気持のよい秋の季節を利用して、いろいろな面で自分を鍛えていってください。
9月 | 29日(火)・30日(水) | 5週目で休みです |
10月 | 12日(月) | 祝日ですが通常授業を行います |
29日(木)・30日(金)31(土) | 5週目で休みです |
現在、「中野塾」では受験生たちが中3生・高3生・浪人生合わせて30数名おります。しかし彼らにはそれぞれの事情があり、それぞれの夢と現実があります。そして当然ながらいろいろな「受験生」がいます。
今だに走り出さない者、急に走り出したけれど基礎体力に不安があって少々息切れの者、自分では精一杯走っていてもいまだ成果が出ず空回りになっている者、ある程度余裕があるからこそ走ることそのものに疑いを持ち始めてしまった者、もちろん順調に力を付けてきている者もいて、いろいろです。でもそれぞれの悩みを持ちながら、来春の受験の日は刻々と、そして確実に近づいてきます。
大学受験生にとって秋はすでに終盤です。高校受験生はまだ中盤でしょうが。しかしどちらにしてもこの秋の2・3か月は重要な時期です。ここでしっかりとした勉強ができているかどうかで、最終コーナーをまわっていく時の状況が決定されてしまいます。
受験生たちはいつも悩んでいます。このままの勉強でいいのかと。でも毎年受験生を見ている私からすれば、結果的にはもっと重要なことがあると思っています。それは勉強の内容ではなく、勉強をしていく生活が気持ちよく保たれているかどうかです。毎日毎日勉強に集中した何時間が確保されているかどうかです。それがあるなら勉強の内容についてはそれほど悩むことはありません。目の前の「それ」をきちんとつづけていけばいいのです。
さらにもう一つ、受験生たちにはもっと根本的なことを確認してほしいと思っています。それは「勉強しなければ、合格はない」ということです。そしてそのことを本当にわかっているかもう一度自分に聞いててみてください。来年必ずやってくる入試に合格するかは、今はわかりません。ただ言えることは、試験の結果で合格が決まるなら「勉強しなければ何も始まらない」という単純なことです。今のあなたの勉強は、「勉強しろ」と言うまわりの人たちに対するアリバイ作りだったりしていませんか?人のためではなく、自分の未来のために、本当に入りたい志望校に合格したいなら、今こそが勉強する時期です。
受験生諸君、この秋の3カ月をどう過ごすのかが大切です。その後の入試までの期間はその勢いで流していけばいいだけです。今が踏ん張りどきです。だからと言って、急に「頑張る」のではなく、淡々と毎日の勉強を積み上げていくことです。それが、「踏ん張る」ということの、実質なのです。