2019年 11月 21日 (木)

中野塾(泉中央教室)

塾からのおしらせ

中野塾   5月の予定

 あちこちで色とりどりの花が咲く季節がやってきました。今年も春を実感できる季節が巡ってきたなと思います。そういう日には、公園や近所の庭先に咲いている花を見ながら散歩するのもいいですね。
 4月の半ばを過ぎて、一部を除いて時間割がほぼ確定してきました。
 これからまた新たな気持ちで臨んでいきましょう。

■1・・・授業日・休講日などの確認   (対象:全塾生)

4月 29日(月・祝)・30日(火・休)5週目で休みです
5月 1日(水・祝)〜6日(月・休)祝・休日ですが通常授業を行います。
29日(水)・30日(木)・31日(金)5週目で休みです

 ゴールデンウィーク期間に、ご家庭の事情等であらかじめ休まれることが分かっている場合は、お早めにご連絡ください、また、修学旅行・野外活動の季節です。休まれる生徒は早めに連絡してください。個人指導・2人指導の授業は、振替授業を順次設定して行っていきます。


■2・・・「令和元年」 新しい時代を作りましょう

 5月から「令和元年」になります。平成に生まれた生徒達にとっては、「改元」は初めてのことで、とまどったりピンとこないと思っている人もいるかも知れません。今でも「元号」を使っているのは日本だけということで、日本の独特の個性?と言えるかもしれません。世界の歴史の中での元号や漢字について、少し考えてみるのもいいかもしれませんね。

 「令和」は万葉集の中の、大宰府で行われた梅の花を愛でる句会の序文に出てくる漢文の中で、「初春令月、気淑よく風和らぎ」の文からとったとされるようです。この文を書いた大伴旅人は、万葉集の編纂者の大伴家持の父で、大和朝廷の重要な武人であるとともに当代の有名な文化人の一人でした。当時は何度も遣唐使が行われていて、いかに中国の古典に精通しているかということが、教養のバロメーターだったと思われます。もともと梅の花を愛でるのは中国の文化であり、東アジアの先進文化を取り入れようしていた日本の文化人は、そのような句会を催したのは当然なことと思われます。
 ちなみに、大宰府の句会よりおよそ200年前、中国の古典の文章が載っている『文選』には
 次のような文章があります。「仲春令月、時和気清」(仲春令月、風和し気清らかなり)。このことから、中国の書物からとったものだと、中国史の何人かの専門家達はおっしゃっているようですが、どちらにしても、アジアの東端の新興国日本の文化人たちが、高い文化を持つ中国に合わせて「梅の会」を開くのは、新しい日本を創っていく自分たちにとって、春の陽気のこの時期に、何と心躍ることだったのではないかと思われます。

 話は変わりますが、ここで漢文についてお話がしたくなりました。私が中学2年の時に「論語の授業」がありました。私の学校は中高一貫の私立校だったので、そういうことがありました。特に学校の方針ではないのですが、先生たちは授業内容を結構自由に選んでいたようでした。例えば、ソクラテス・プラトン・アリストテレスの解説で1年間が終わった倫理社会の授業もありました。そして、この漢文の授業も1年間かけて「論語」を解説するものでした。おかげで漢文は早く勉強していた ため馴染みやすく、「論語」の内容を教わりながら漢文を読む練習ができ、今でも得意と言えると思います。そこで記憶に残っているのが次の一句です。
  「子曰、巧言令色、鮮矣仁。」
書き下し
子曰ク、巧言令色、鮮ナシ仁。(しいわく、こうげんれいしょく、すくなしじん。)
現代語訳
【孔子先生がおっしゃった。上手に飾りすぎた言葉の人や、うわべばかり格好つけた表情の人には、本当の思いやりの心が欠けているのです。】 『こども論語塾』<明治書院>
    (塾図書の本棚にあります。)

 この「令」についてです。この字を見たとき普通思いつくのは、「命令」の「令」です。次に気づいたのは、この「令色」の「令」でした。あまりイメージとしては良くない字です。でも「令月」の説明を聞いて、「ああ、そういう解釈もあるのだ」と知ることができました。
 
 平成が終わり、5月から始まる「令和」の時代、この春から新たな気持ちで進んでいくきっかけにしましょう。例えば古代の日本に生きていた人を思い、今の自分の問題と共感できることにつながっていければ、それは「歴史」の勉強の本来の姿なのでしょう。
 伸びていく途上のみなさんが、この時期に改元というめったにない歴史の一場面に出会ったことが、これからの人生にとって、ひとつの良いきっかけになるようにと祈っています。

中野塾・中野正久

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