朝夕の空気が多少涼しく感じられるようになってきたこの頃ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。「中野塾」の8月はおかげ様で、連日朝から夜遅くまで授業を行い、自習エリアも毎日誰かは勉強をしている状況でした。受験生の中にも、他の生徒たちの中にも、これから秋に向けて新たな展開を期待できる者が何人も見受けられます。是非とも、日々の努力とその結果としての自信を身に付けていってほしいと思っております。
なお、9月からの時間割作成に手間取り、授業時間のご連絡や「9月のご案内」を渡すのが遅れて申し訳ありませんでした。
9月 | 18日(月)・23日(土) | 祝日ですが通常授業を行います |
29日(金)・30日(土) | 5週目で休みです |
子どもたちは日々変わっていきます。特に中学生の頃は、大人になる入り口として1年経っただけでも大きく変わります。それを「成長」と言うのでしょうが、「個性化」と言うほうが正しいのかもしれません。「塾の教師」としての立場は、学校の先生のように「学校」という重いものを背負っておらず、子どもたちにとってはより身近な存在になることができ、また親ほど密着した人間関係でもありません。そういうことからくるのでしょうが、彼らの本心から出る素直な声を聞くことができます。彼らは彼らなりに学校のこと、親のこと、勉強のこと、そして今自分が置かれている情況の中で自分がどうしたらいいか考えています。
特に中3生は初めての受験を目の前に、自分なりの道を選択しなければいけない立場に立たされています。彼らの発言から時々ポロッと出る本音は、ひとりひとり違っていてそれぞれにそれぞれの悩みがあります。毎日の勉強がいろいろな理由からうまく出来なかったり、志望校と今の実力の差に悩んだり、もともと「受験勉強」というものにまだ乗ることができていなかったりと様々です。でも、一概にみんな「こうすればいい」というものではなく、彼にとってはこのやり方がよく、彼女にとっては別のやり方のほうが伸びていくというのが実際です。それは、彼ら・彼女らの大人になっていく成長の度合いにともなって、勉強面でも伸びていきますし、その伸び方は「個性的」です。その個性的な成長を見極めながら、それぞれの生徒に対してどういう対応が最善かを考えながら「中野塾」の授業に生かしてまいりたいと思います。