今年もすでに1ヶ月が過ぎました。大学受験生たちはすでにセンター試験などを受け、現実的な選択に迫られています。 高校受験生たちは、2月の始めに私立の入試です。できれば全員納得できる結果で、この春のスタートを切りたいものです。
受験生たちは毎日の生活では無理せず、テストでは自分の力を存分に発揮してください。
次のように通常授業を行います。冬期講習を受講中の方は、特にご注意ください。
1月 | 29日(月)〜31日(水) | 5週目ですが通常授業を行います(※▼) |
2月 | 1日(木)〜 28日(水) | 通常授業を行います |
12日(月・祝) | 祝日ですが、通常授業を行います 自習エリアを開放します(※▽) |
(※▼)正月三が日をお休みとしましたので、29日(月)・30日(火)・31日(水)は月4回の授業数を確保するために授業を行います。
(※▽)学年末試験や入試などが近いので、泉中央教室の自習エリアを午前10時より開放いたします。普段平日には利用できないことが多い中学生は、テストに備えて是非ご利用ください。
年明け以降、授業時間の変更や、振替授業などが多くなっております。授業日時をお間違えの無いよう、ご確認ください。
テストは嫌なものです。ましてや入学試験となると、合格者・不合格者がはっきりと分かれてしまい、それ以後の生活に大きな違いが出てきます。「テストがない国に行きたい」と私も学生の頃よく思っていました。最近はテストをさせる側にまわることが多く、多少鈍感になってきてしまいましたが、受験生たちの最近の表情を見ていると、それが昔の「嫌な」思い出を呼び起こさせます。
入試には運・不運はつきものです。周りから見て「なんで?」ということは時々起こります。そこにはこちらから見ると、確かに理由はあります。いろいろな点で甘かったこと、不確実だったことなどは指摘できます。しかしそれは後付けでしかありません。そういうことがあると、私はしばらく落ち込んでしまいます。彼・彼女に対して、あの時もう少しこうしておけばよかったのに、とか、あの時点で何とかならなかったのか、とか、反省の日々がしばらく続きます。でも私にとっての救いは、そういう彼・彼女たちが以前の彼らとは違って、成長したな、と思える瞬間です。
試験勉強はもちろん良い結果を出すことが目標です。そして、その目的が達成されるかどうかは重大です。そしてその結果は、現実にはっきりと出ます。しかし、「目的を持って試験勉強をすること」その経験自体に価値があると思っています。その過程で彼らは常に自問していたと思います。「どうしてこんなところで間違えるのだ」「どうやったら英語の点が上がるんだ」から始まって、「どうして勉強しなければいけないのだ」「自分は大人になったら何になるのだろう」など、この受験の時期にいろいろ考えながら、試行錯誤しながら進んできたと思います。その過程こそが重要で、自分で自分を相手にして、自分を管理していく訓練をしてきたと思います。そのようなことは確かに「受験勉強」の副産物かもしれませんが、たとえ結果が不本意なものであっても、それも含めて自分の経験として得たものであり、これからの彼・彼女にとって必ず血となり肉となっていくものだと思います。
入学試験は結論ではなく、1つの通過点です。その結果を踏まえて、次の目標を新たに設定しなおせばいいことです。でも今は、最後まであきらめずにがんばってください。