夏を思わせる日差しが時々差すかと思えば、一転寒い日もあり、この時期の仙台の天気はいろいろです。皆様も温度の変化にお気をつけください。
さて5月も半ばを過ぎて、教師・生徒ともに新しい授業体制にも慣れてきたところです。その落ち着いてきた授業の中で、充実した内容を展開していきたいと思っております。
5月 | 29日(火)・30日(水)・31日(木) | 5週目でお休みです(※1) |
6月 | 17日(日) | 自習室を開放します(※2) |
29日(金)・30日(土) | 5週目でお休みです |
(※1)5週目でお休みですが、5月中に「野外活動」「修学旅行」などで授業が休みになった生徒たちの振替を、この時期を使って行うことを予定している場合が多いですのでご注意ください。
(※2)各学校の中間試験が近いので泉中央教室を自習室として開放いたします。午前10時より夕方6時まで、「中野塾」の生徒なら誰でも勉強しに来てかまいません。もっと練習したい部分があれば、置いてあるテキストからコピーして練習させることもできます。ぜひ利用してください。
これまでは、次の月の授業料等のお知らせをする時に合わせて、前月の領収を確認させていただいておりましたが、その方法を改善いたしたいと思います。振込みでいただいている方は、その場で銀行の振込みの明細が確認できると思いますが、直接生徒の手で持ってきていただいている方にとってはすぐに支払いを確認できず、ご不安とご迷惑をかけておりました。
そこで、主に直接持ってきていただいている方の不安を解消し、お金の受け渡しをより確実なものにするため「領収印証」と「領収印証入れ」を作りました。これまでの「お知らせ」の封筒にお金を入れ封をしていただき、それをこの袋の中に入れ、ご提出していただくことにいたします。いただいた時点で中野が中の袋を確認し、領収印を押し、領収印証を袋にもどし、その日のうちにお返しいたします。中野が直接受け取れない場合は、長くても1週間後に、生徒にお返しいたしますのでその時ご確認ください。
振込んでいただいている方はこれまで通りでかまいません。また領収印証をお持ちいただければ領収印を押させていただき、再びお返しいたします。
以上、ご理解とご協力をいただけますようよろしくお願いいたします。
現在「中野塾」で行っている個別指導の授業方式は、私が25年ほど続けてきた「個別指導」塾の経験からたどりついたものです。また泉中央に教室を開校してから始めた「中野ゼミ」の方式は、学習指導の新たな目的のために作り出した形です。
もともと私、中野は東京で学生の頃から塾の教師をしておりました。その頃は東京の私立中学の受験指導、高校の受験指導を中心に10名〜30名ほどのクラスで教え、他には個別指導の様々な形の塾で教えていました。自分で塾をやることになり、1クラス4名までの個別指導の塾を10数年続けてまいりました。その後仙台に引越してからは、予備校、専門学校、最近では私立の学校でも教えてまいりました。それと並行して自分の塾も仙台で始め、ある時期は東京と仙台の両方で自分の塾をかかえ、多忙な時期を過ごしていた頃もあります。また教える人数も予備校で100人を超える生徒を大教室で教えたことも何度もあり、また専門学校では、中学・高校の主要5科目以外の、公務員試験のための内容も教えてまいりました。
しかし、いずれにせよ、「教える」ことに違いはなく、教えるべきものをどのように整理して伝えれば納得してもらえるか、どのような段取りで授業を展開すれば身につけてもらえるかを常に考えてまいりました。そのような中で私がずっと「個別指導」にこだわるにはわけがあります。私が学校や予備校で数学を教え、専門学校で公務員試験を教え、私の塾で様々な科目を教えても、私が教えているものは1つです。それは「知る楽しさ」です。そして知ることによってその生徒の「世界が変わる」ということです。それは「自信がつく」と言い直してもかまいません。それを直接目の前の1人1人に伝えていきたい。それを具体的に1人1人の人格・生活の中に確実に育てていきたいと思うからです。
「中野塾」ではそれを実現させるために、1つはそれぞれの生徒に単に教科内容を教えるだけでなく、もっと寄り添った形でその生徒に合わせたその子独自の学習指導を作っていき、それを「個別指導」の授業として行ってきました。もう1つは、中2生・中3生に行っている「中野ゼミ」という形です。これは、「家庭学習」と塾でのテストを直結させて、中学1・2年の復習をするとともに、自分の努力とその成果がダイレクトに出る仕掛けの中で、自分の勉強の仕方・習慣を身につけさせ、自信につなげていくことを目的として行っています。しかしこのゼミは、本人の状況、保護者の方のご協力、あとはこちらの対応の仕方と三者がうまくかみ合わないと成果が上がっていきません。今のところ、私の感じでは「中野ゼミ」参加者のうち中3生の8割、中2生の6割がうまく「はまって」きているという感触があります。
以上、今回は話が長くなりましたが、「中野塾」での学習指導の特徴をぜひご理解いただき、そのより一層の充実を図るために書かせていただきました。これからもよろしくお願いいたします。