夏真っ盛りです。皆様いかがおすごしでしょうか。中野塾は夏期講習期間中で、連日朝から夜まで授業が続き、自習エリアも盛況です。それぞれの生徒たちもこの夏をうまく利用して、収穫の秋への準備をして下さい。
なお、通常授業は8月18日(月)より開始いたしますので、
自分の行く日を忘れずに確認しておいて下さい。特に連絡のない限り、7月と同じ曜日・時間です。
8月 | 18日(月)〜30日(土) | 通常授業(2週間) |
23日(土) | 泉中央教室のみ休み | |
24日(日) | 上記の振替授業日・自習室開放 |
・ 8月は18日(月)から30日(土)まで通常授業を2週間行います。
・ 8月23日(土)は七北田公園にて「ふるさと祭り」があり、泉中央周辺が大変混雑します。そこで、泉中央教室での授業を休みとし、翌日24日(日)の同じ時間帯に振替えて行います。(日曜日に「ふるさと祭り」が順延された場合は「休み」としてその振替は、後ほどご連絡いたします。)※北高森教室は通常通り行います。
・ 8月24日(日)の土曜ゼミの振替は「期末テスト対策」を行います。
・ 8月24日(日)は、各学校の前期期末試験が近いので、午前10時から夜10時まで泉中央教室の自習室を開放いたします。(「ふるさと祭り」が順延され24日に行われる場合は中止といたします。)
・ 8月分授業料は、授業を2週行いますので、通常の半額にてお願いします。なお、中学生に限り、後期教材費をいただくことになっておりますので併せてよろしくお願いいたします。
塾の教師が言うのも何ですが、基本的に「勉強は自分でやるもの」と私は思っています。生徒には学力の違いもありまた置かれている状況も違うので、ある程度の差はありますが、自分でペンを持って自分で考えて答えを出す、という作業がない限り自分の実力にはなりません。運動競技でもそうです。コーチはいますが、実際に自分の身体を使って表現するのは競技者本人です。コーチの役割は、その競技者本人に達成するべき目標のイメージを与え、具体的な方法を教え、本人には見えない客観的なアドバイスをする、ということでしょう。勉強を教える者もこれと同じだと思います。
この点で、誤解をしている人が多いように思います。たくさん時間をかけて教えれば必ず伸びるというわけではありません。それは往々にして「消化不良」を起こしてしまうことがあるからです。つまり伸びていくかどうかを決めるのにはもう一つの要因があるからでしょう。それは、学ぶ者の意欲と自分で考えられる力と努力です。しかし、これは当たり前のことで、よく保護者の方が言います。「うちの子は意欲もないし、努力もしない」、そこで「ああそうですね」と内心思う先生方もいるでしょう。でも、これでは「教える者」と「学ぶ者」の関係が成り立っていないと思います。特に、「教える者」は教える内容ばかりでなく、どうやれば学ぶ者の意欲を引き出せるか、どうすれば自分で考え、解決していく力をつけさせられるか、どうすれば努力していく者を支え続けられるかを考えるべきだと思います。
今回、中野塾の夏期講習の期間中は「自習エリア」の利用が例年になく多いです。それは一つには「特別ゼミ」という名前でやっている、自習を前提とした形態の夏期講習の影響が大きいのでしょう。中野塾では単に授業数をたくさんとり、たくさん教えれば必ず伸びていくとは思っておりません。その生徒の今の状況にあった授業数と、授業以外の自分の勉強量とのバランスを考え、ひとりひとりの勉強のサイクルがうまくまわりだし、実力をつけていく道をさぐっていこうと思っています。 これからも、よろしくお願いします。
なお、9月からいよいよ高3生、中3生とも受験勉強の体制が本格化していきます。それにともなって、中野が担当する生徒も受験生中心になってしまいますので、ご了承下さい。しかし、中野以外の先生が担当している生徒についても、相談の上で授業を行っていますので、同様な授業になります。尚、お気づきのことがございましたら、お気軽に中野のところまでご連絡ください。