日に日に寒くなってきています。夜、生徒たちは、外に出たとたん「寒い!」と言って帰っていきます。風邪もはやりそうな気配です。みなさん、気をつけて下さい。
さて、早いもので今年も最後の月になってしましました。年が変われば、受験も目の前です。受験生たちも最後のスパートに向けて、日々やるべきことをこなしていって下さい。
11月 | 29日(土)・30日(日) | 5週目で休みです |
12月 | 1日(月)〜21日(日) | 通常授業を行います(3週間) |
22日(月)〜 | 保護者面談・冬期講習を行います(※1) | |
1月 | 1日(木)〜 4日(日) | 正月休みとします |
5日(月)〜 | 通常授業を開始します(※2) | |
7日(水) | 中3生は「新みやぎ模試」を各会場で行います | |
11日(日) | 中1・2生は「新みやぎ模試」を泉中央教室で行います。 (※3) |
(※1)12月22日(月)以降「保護者面談」を行います。詳しくは後ほど別紙にてご案内をさしあげます。なお、4週目の分は「保護者面談」と中学生は「新みやぎ模試」にあてます。また、中学生で週3日以上、高校生で週2日以上通っている生徒は別に補習授業を行います。
(※2)1月5日(月)から冬期講習の授業と並行して1月の通常授業も開始いたします。したがって、1月は5週目の休みはありません。
(※3)中学生を対象に「新みやぎ模試」を行います。中1、中2生は1月11日(日)に泉中央教室で9:00〜13:10まで(昼食必要なし)、中3生は1月7日(水)に各会場にて受けていただきます。中3生には、後日受験票をお渡しします。詳細は後ほど生徒たちにお伝えいたしますが、それぞれの日時が無理な場合はご連絡ください。
冬休み期間を利用して冬期講習を行います。冬期個別授業と中3生対象の「冬ゼミ」を予定しております。詳しくは後ほどお渡しする案内書をご覧ください。
11月はテストの月でした。中学生・高校生の定期試験と、中3生の学校での実力テストと、「新みやぎ模試」、大学受験生の模試と忙しい日々だったと思います。中野塾でも、連日泉中央教室には中3生をはじめとして、何人も自習室に来てくれました。日曜日などは朝から夜まで一日中勉強して帰って行った生徒もいました。
そして、この時期にはいよいよ受験校を決めていかなければいけない時です。これは私にとっても悩むところです。今の生徒たちがそれぞれどのくらいまで力をつけてきたかはわかっています。しかし、それが具体的に「・・高校」を受けるとなると、いろいろな要素が入ってきます。例えば、合格圏内の安定した点が取れているかどうか、プレッシャーに強いかどうか、そして何よりも本人の志望校への強い気持ちがあるかどうかです。特に高校受験生たちは初めての経験なので、公立高校受験を前にしたあと3ヶ月をどう乗り切っていけのるか、予測も含めて考えなければいけないところです。
あと3ヶ月は短いようですが、実際は長いともいえます。もちろん、今の学力にどう積み重ねられるかですが、まだまだこれからの仕上げの段階如何によってはいろいろなことが起きることが予想されます。例えばこれまで順調にずっと伸びてきた生徒には、かえって注意しなければいけないと思っています。数年前にこういう生徒がいました。
もともと数学が不得意で、でもそれなりに力をつけてきたことは確かでした。しかし、私立の受験が近づいてきた頃、突然、数学が一気に崩れてしまいました。不得意な子によくある現象なのですが、問題を前にしたとき、「いったい何をやったらいいのかわからない、頭の中が真っ白」という状況に陥ってしまったのです。それでも私立には合格しましたが、本来の志望校である公立の受験を控えてこれは痛手でした。すっかり自信を失い、今までできていたものもすべて混乱の中に落ちてしまいました。結局、本人と家族と相談のうえ公立受験をあきらめ、私立に行くことになりました。しかしその後、その生徒は自信を取り戻し、定期試験の数学で100点をとるまでに回復し、最後にはAO入試で念願の志望大学に合格しました。
学力の伸びは一様ではありません。様々な壁にぶつかりながら克服し、実力がついていくのだと思います。思い通りにいかないのは当然のことで、「それでは、これからどうするか」と、いつも自問しながら進んでいくしかありません。むしろそういう過程を踏んでこそ、本当の自分の実力が身についていくのだと思います。
あと少しです。いろいろあっても、がんばってください。