正月気分も抜けて、受験生たちは目の前の現実に、今向かおうとしています。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今年の寒さはそれほど厳しくないようですが、受験生たちにとって、それにご家族にとっても辛い日々はしばらく続きます。あと一ヶ月と少し、本人達には最後までやり抜いてほしいと思っています。
1月 | 29日(木)〜31日(土) | 5週目ですが通常授業を行います(※▼) |
2月 | 11日(水・祝) |
祝日ですが、通常授業を行います 自習エリアを開放します(※▽) |
(※▼)正月三が日をお休みとしましたので、29日(木)・30日(金)・31日(土)は月4回の授業数を確保するために授業を行います。
(※▽)学年末試験や入試などが近いので、泉中央教室の自習エリアを午前10時より開放いたします。普段平日には利用できないことが多い中学生は、テストに備えて是非ご利用ください。
年明け以降、授業時間の変更や、振替授業などが多くなっております。授業日時をお間違えの無いよう、ご確認ください。
受験勉強は思い通りにならないものです。まず、「もうやらなければ」と思い立ち、だんだん勉強量も増えてきて、それに少し遅れながら点数が上がっていくのが初期段階です。逆に言えば、それは今までやっていなかった証拠です。きちんと勉強を続けていればそのレベルに最初からいたのだと思います。しかし、毎日の勉強以外の楽しいことに、または部活などに時間をとられていたせいで多少遅れをとっていたのでしょう。本当の受験勉強は、その本来いたはずのレベルに達した時から始まります。
勉強は科目によりそのやり方が違います。数学は時間をかけて、実際に自分で解いていかなければ身につきません。解答の字面を追って、わかったような気になっている者は、いつまでたっても身につきません。
まず、一問一問、自分で解くことが必要なのです。英語は逆にいろいろな問題をたくさん解くことが必要です。何しろ言葉ですから、様々な言い方を常に確認し覚えていくことが大切です。特に大学受験生の場合、辞書を単語の単なる意味調べのための「単語帳」と思っている者はまだ、言語としての英語をわかっているとは言えません。辞書の使い方をわかっていくのが英語の勉強です。これらは折にふれ言い続けてきたことです。さらにそのように勉強を進めていくと今度は必ず壁につきあたります。その原因は、勉強の仕方かも知れませんし、勉強に向かう自分の態度かも知れません。現実に今立ち往生していると感じている受験生たちに今言ってあげたいことはたくさんあります。でも、一時の停滞をそれほど気にする必要はありません。その場合の解決方法は簡単です。「 引き続きもっと勉強しなさい 」です。
工夫しながら別の角度から勉強するという手もあります。さらにその行き詰まり感が強いとき、それはひょっとして気分的な問題かも知れません。そういうときはすべてがうまくいっていないような気がしてきます。
でも、本当にそうでしょうか?もう一度自分のやってきた努力を思い出してください。目標をもう一度再認識して、新たな気持ちで目標に向かって努力し、「 引き続き勉強 」してください。
受験の目的は、試験を受けて合格することです。その当日何が起こるかわかりません。しかし、今まで続けてきた努力は必ず身についています。それを、心の底にしっかり据えて、落ち着いて今の実力を十分出し切って来てください。
朗報を、待っています。