中野塾（泉中央教室）

中野塾 　　１２月の予定

　今年もとうとう１２月になってしまいました。年が明ければもう受験は目の前です。受験生たちは体調に気をつけて、充実した毎日を送ってください。
　この１２月･１月の期間をいかに過ごすかが重要です。あせらず毎日の　課題を決め、それを地道にこなしていくことが合格への唯一の道です。人にはそれぞれのやり方があります。他の人のことは気にせずに自分の力を信じて、残りの時間を自分のやり方で「楽しく」勉強していってください。
　また中学では、高校入試に向けた三者面談による受験校決定が行われています。こちらとしては、事前のご相談は随時お引き受けしておりますのでご連絡ください。来ていただける日時をお伺いして、ご相談させていただきます。

■１･･･授業日・休講日などの確認　　　（対象：全塾生）

（※１）12月下旬より「保護者面談」「冬期講習」を行います。詳しくは別紙にてご案内をさしあげます。なお、４週目の分は「保護者面談」にあてさせていただきます。その上、中学生は「新みやぎ模試」の費用もそれでまかないます。また週に２回以上通われている高校生には補習授業を１回行います。
（※２）1月4日（火）からは冬期講習の授業と並行して1月の通常授業も開始いたします。したがって、1月は5週目の休みはありません。
（※３）中学生を対象に「新みやぎ模試」を行います。中1、中2生は１月10日（月）に泉中央教室で9:00~13:10まで、中3生は１月９日（日）に各会場にて受けていただきます。中3生には、後日受験票を渡します。詳細は後ほど生徒たちに伝えますが、それぞれの日時が無理な場合はご連絡ください。

■２･･･夢は進化する　

　来春で中野塾を「卒業」して、仕事に就くことになった一人である岩崎先生に、「中野塾生にひと言」ということで文章を書いていただくことにしました。原文のままです。

　中野塾講師の岩崎佳奈と申します。生徒のみなさんにご挨拶する場を与えて下さいました中野先生に、心より感謝申し上げます。みなさんに何かお伝えできることはないか考え・・・。これから進路選択をしていくみなさんに「私の選択」をお伝えしようと思います。
　私は、来春から宮城県庁で働くことになりました。でも実は、私の夢は「ある放送局のディレクター」でした。中学時代、あるスポーツ中継に感動して「人に感動を与えたい！」と憧れを抱くようになりました。
　大学4年の就職活動では、ダメ元という中途半端な思いでＮ○Ｋや、Ｔ○Ｂ、地元の放送局などを受験。全滅。あとになって自分の本気の思いに気付き、「なぜ、初めから諦めていたのか」と激しく後悔しました。悩んだ末両親を説得し、他の会社の内定を断って大学院進学。もう一度、夢を目指すと決めました。
　背水の陣で臨んだ去年。第一志望の放送局の面接で、あと一歩のところで不採用。あまりのショックで、そこからはボロボロでした。そもそもなぜマスコミなのか？自問自答の末に出た答えが「みんなが自分の夢をもって、生き生きと暮らせるような社会にしたい」。だから、夢を持つきっかけを多くの人に伝えるために、影響力のあるマスコミで働きたいんだ。しかし、夢や目標以前に、生活の基盤すら危うい人が大勢いるという現実を目の当たりに。まず、そういう人たちを救わなければ。その答えが「公務員」でした。
　みなさんはこの先、受験や就職など、人生の大きな選択をする場面に数多く出会うと思います。なにかしらの「結果」が出たとき、そこがあなたの新たなスタートです。「どんな努力をしてきて」、「これからどうしていくのか」。みなさんのこれからの人生に、幸多からんことを願って。中野先生をはじめ、生徒のみなさん、ご父兄の皆様方、本当にありがとうございました。生徒のみなさん、残り4カ月間、ともにがんばりましょう。

　中学・高校生たちを見ていて、その変化の速さに驚かされます。特に私のようにある程度距離をおきながら、数日おきに会っていると、よく見えることがあります。サイクルとしては２・３カ月くらいでしょうか。「ああ、少しかわったな」「大人になったな」とか、「勉強に対する態度が変化してきた」と思うことがよくあります。
　そして、岩崎先生の話の中にあったように、「夢」もそれぞれの心の中で変化していくのでしょう。現実を知っていくなかで、自分なりの選択をしながら、夢は進化していくものだと思います。
　岩崎先生、新しい世界で、自分の思いを必ず実現させていってください。生徒達も私も、先生の歩んできた道を聞けて本当によかったと思います。ありがとうございました。