一年間いろいろなことがありました。ひどく暑かった夏の日々など、ひとつひとつ思い出してみると長かったようで、やはりあっという間の一年でした。年が明ければ受験は目前です。みんなには希望を持って臨んでほしいです。中野塾の生徒のなかには辛い状況におかれている生徒もいます。しかし、いつまでもこの状況が続くわけがありません。先を信じて、日々努力を重ねていってください。
新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。
次のように通常授業を行います。冬期講習を受講中の方は、特に注意してください。
1月 | 1日(土)・2日(日)・3日(月) | 正月休みとします |
4日(火)〜 31日(月) | 通常授業を行います(※) | |
10日(月・祝) | 祝日ですが、通常授業を行います |
1月4日(火)から1月の通常授業を開始いたします。特別に時間割変更の連絡を受けていない生徒は、これまでどおりの時間で来てください。 なお、これにともなって、1月の5週目の休みはありません。
● 中学生を対象に下記のように「新みやぎ模試」を行います。
中1、中2生は普段授業に来るときと同じように少し早めに泉中央教室に来てください。中3生は、後ほど配布する受験票を忘れずに持って行ってください。
中1・2生 | 1月10日(月) | 9:00〜13:10 | 中野塾泉中央教室 |
中3生 | 1月9日(日) | 各会場 |
● 高校1・2年生の全国模試を希望者に行います。
高校1・2年生の希望者には、塾でできる大学合格可能性判定のついた全国模試を1月中に行います。平日の来られるときに来て、各科目を順次受けてもらいます。
今回も、この春で中野塾講師を卒業する一人である杉本先生に文章を書いてもらいました。原文のままです。
こんにちは、はじめまして。中野塾で講師を勤めさせてもらっている杉本です。
僕は中野塾の講師になって1年半くらいです。僕は来年から仙台を離れて就職することになりました。その前に、このように文章を残せる機会を頂けたので、僕の高校のころの話や、授業の中で考えていることを、今回塾生のみんなに聞いてもらえたらなと思います。
そもそも僕は四国の高知県出身で、大学から仙台にやってきました。僕の通っていた高校は宿題がいっぱい出ることで有名な高校で、いつも宿題に追われていました。また僕はバドミントン部に所属していて、部活後マックで群れるのが高校のころの一番の楽しみでした。
部活には、僕の全く歯が立たない先輩がいました。練習試合でコテンパンにされたあと、その先輩に「どうやったらそんなに強くなれるんですか?」と聞いたことがあります。そうしたら「強くなりたいって本気で思ったら強くなれるよ」といっていました。
数学の授業では、教科書にも載っていない解き方で、一人だけで楽しそうに問題を解く先生がいました。空手をやっている恐ろしい先生で、寝ている生徒をたたき起し、先生が楽しく数学を解くところを必ず見せられました。しかしその先生の様子を見て、最初「何をそんなに楽しそうに・・・。変な先生だ」と思っていたのが、「ひょっとしたら数学解くのって楽しいことなのかな」と、その先生と数学に対する気持ちが変わっていきました。そして0点もとったことのある数学は僕の得意分野になりました。
数学に関わらず、ちょっと見方を変えれば、世の中には面白いこと、夢中になれることがたくさんあるように思います。そしてその面白いと感じたことに対して本気で取り組むことが、人生で一番燃える、楽しいことであると思います。努力がなかなか実らないことも多いです。勉強や練習の方法が悪いのかな?もしくはもう少し頑張れば新しい世界が見えてくるのかもしれません。それも含めて奥が深い一度きり。巻き戻しのきかない限られた時間です。
だから僕は講師としてみんなに何か新しく「面白い」と思えるものを見つけてほしい。そして本気で取り組む熱さ、楽しさを感じてほしいです。今まで煙たがっていたこと(人)も試しに興味関心の目でもって見てみてください。きっと新しい世界が見えてきますよ。これが僕からみんなへのメッセージです。
杉本先生、ありがとうございました。
たとえ厳しい日々が続いていても希望があればやっていけます。ましてその中に「楽しさ」を見つけ出せれば必ず成長していけるでしょう。
まずはやってみること。私もそう思います。