春がやっとたどりついてくれました。桜もようやく咲いて、これから順番にいろいろな花が咲き始めてくれるでしょう。
この3月で塾を卒業した生徒たちの手紙が届いてきました。それらをコピーしてお配りします。私にとっては、充実した中学・高校生活をおくってもらったことが何よりで、その中に中野塾が少しでも寄与できたなら、これほどうれしいことはありません。3・4月でまた新たなメンバーが増え、それぞれ一人ひとりにとってよりよい学生生活を送れるように私もできるだけのことをしていきたいと思っております。これからもよろしくお願いします。
4月 | 30日(月) | 5週目でお休みです |
5月 | 3日(木)・4日(金)・5日(土) | 祝日・休日ですが通常授業を行います |
29日(火)・30日(水)・31日(木) | 5週目でお休みです |
○ゴールデンウィーク期間ですので、ご家庭の事情等で休まれる場合は、お早めにご連絡ください。その時は振替授業を設定いたします。
また、修学旅行・野活などの季節です。休まれる生徒は早めに連絡してください。
○5月1日(火)の中野の授業を休みにします。振替は5月29日(火)に行います。
★5月は小学生、高校生に全国模試を行います。
申込者のみ実施いたします。受験希望者はご連絡下さい。5月の都合のよい日に泉中央教室に来ていただき、それぞれのテストを行います。費用は、年三回までは教材費の中から負担いたします。
「なんで勉強するの?」これは難しい質問です。「いい高校に入るため」「いい大学に入るため」「いい就職口を見つけるため」。その時その時の状況ではそういう説明もありますし、その目的のために勉強するのは当然のことです。しかし、それだけの説明で終わってしまうと「学ぶ」ということの価値を安易に下げているのではないでしょうか。強いて言えば「学び続けることが人間として豊かになる道である」と思うからです。
私はなにも毎日例えば数学の勉強をしろと言っているわけではなく、何か「あ、そうか」とか「そういうことだったのか」「そうすればうまくいくんだ」という発見を積み重ねていくことこそ、「学び続ける」という意味であり、「勉強」の出発点だと思います。
私たちはこの震災でいろいろなことを学びました。本当に「そうだったんだ!」ということの連続でした。そしてあらためて私たちの知識の小ささを実感しました。私たちも、もっと学び続けなければいけないと思います。
最近私は、子どもたちがこれから生きていくうえで、社会科・理科・国語 の大切さをあらためて考えています。今まで軽視していたつもりはありませんでしたが、とにかく、学校の勉強を乗り切っていくためには、まずは数学・英語という考えが先にたっていました。都道府県名を覚えたり、元素記号を覚えたりすることは生徒個人の努力の問題であり、またそこまで手とり足とり覚えさせるのは本人の自覚を促すのにあまり良くない、と考えるところもありました。しかしそれが「学ぶ」スタートであり、どういう世界があるのか、物はどのようにしてできているのか、を考える上での知識の基礎であることをあらためて考えさせられました。
現在行っている授業の中で個別の授業はほとんど英語・数学の内容で手いっぱいであることを考え、中野が担当の土曜ゼミをもう少し利用できないかと思い、中3生はすでに「高校入試対策ゼミ」で5教科を練習していますが、「定期試験対策ゼミ」で、生徒によっては方法を少し変え、中野塾のゼミ方式(事前にテキストをやり、解答を自分で合わせ納得し、その内容で確認テストを行う)で社会・理科・国語に重点をおいた授業を行おうと思います。現在の時間割でこの「定期試験対策ゼミ」の欠員は土曜の夕方6時半から7時半に一名しかありませんが、ご要望があれば、時間割変更を行いながら新たに別の時間枠に設定することも可能ですので、その時はご連絡ください。