定期テストの直前はとにかく忙しい。「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」「でもこのことを本当にわかっているのか不安」。そうしている間に試験日になってしまう。その結果、思うような点を取れなくて結局「自分は勉強に向いていないんだ」と思い込んでしまう。こういうことってよく聞きます。
でもその原因のひとつは、その単元では何が重要で何がそうでもないか、何をもっとどうやって練習すべきなのかを、押さえきれていなかった場合が多いように思います。特に理科・社会がそうではないでしょうか。
現在、中学生の生徒たちには教科書準拠の「ワーク」を5科目とも渡しております。しかし通常授業では多くの場合は英語と数学で手一杯であり、特別に必要な生徒を除いて理科・社会・国語に関して毎週の授業ではやっておりません。そしてそれらの科目の解答を渡して、いつも「自分でやってわからなかったら持ってきて」と声がけはしております。また、例えば試験直前に「今度の範囲の理科、たいへんそうだけど大丈夫?」と言いながら通常授業の中で少し説明することはありますが、例えば試験後に「国語の文法ぜんぜん分からなかった。」とか言われると悔しい気持ちになります。きっとこの子はこれをきっかけに国語の文法が嫌いになり、さらに高校に行って文語文法でもっと苦労するだろう、ということが容易に分かるからです。そうならないように事前にその芽を摘み取っておきたい、という意図でこの「直前ゼミ」という形をつくりました。もちろん先回りをして常に危険を回避させていくのは本人にとっていいこととは思えません。多少「怪我」をして反省してもらわないと困ります。でも大怪我をして後々までそれが響くのは避けたいと思います。
以上、次のような形で「定期テスト直前ゼミ」を行います。毎回ご案内をさしあげ、お申し込みをいただき、その日時の定員枠(3名)が埋まり次第締め切らせていただきます。
日時・時間枠 | 定期テストの直前の日曜日の2週 A:10:00〜11:00 B:16:00〜17:00 |
教室・担当 | 泉中央教室で中野が担当いたします |
対象 | 中学生・高校生 |
授業内容 |
【中学生】 ・教科書準拠テスト、およびテスト範囲に合った内容のテストを行い、その内容を確認いたします。成果を上げるため、基本的にはお渡ししている「ワーク」を事前にやって解答と合わせ、何が分かっていて何ができていないかを確認しておくことをお勧めします。 ・希望科目をあらかじめお聞きし、その生徒に合った内容でテストを行い確認します。 【高校生】 ・それぞれにとって練習が必要な科目・単元を、プリントなどを使いながら確認します。 ・個別指導の授業のようにその生徒に合わせた体系的な学習指導はできませんが、学校の授業などの不明な点も、同時に出席している生徒に迷惑がかからない程度なら質問対応できます。 |
授業料 | 1回分 \1,500 (翌月の授業料の時にまとめていただきます。) |