厳しい暑さが続いていますが、夕方には気温も下がり過ごしやすい日々になってきました。広がる青空も秋空になってきたような気がします。皆様いかがお過ごしでしょうか。
生徒達も学校が始まり、この夏休みで得た成果と自信を胸に新たな気持ちで通いだしています。9月は定期テストの季節です。9月の2日(日)と9日(日)に泉中央教室を午後1時から開けますので、テスト準備の勉強に利用してください。
合わせて「定期テスト直前ゼミ」も行います。申し込み順で受け付け、定員になり次第締め切らせていただきます。
8月 | 5週目の休みはありません | |
9月 | 17日(月)・22日(土) | 祝日ですが、通常授業を行います |
29日(土) | 5週目で休みです |
・現在、中1・2年生に「みやぎ模試」を順次行っています。来られるときに泉中央教室に来てください。できれば全員8月中に終わらせられるようにお願いします。
・中3生にとってこれからが大切な時期です。保護者の方でもしご相談したいことがあればお気軽にご連絡下さい。時間をとってご相談させていただきます。
夏休み真っただ中の8月5日の日曜日に中3生は会場まで行って「みやぎ模試」を受けてきました。生徒達のほとんどにとっては、部活を終えていよいよ本格的に「受験」に取り組み始めるスタートとしての試験です。そして最近その結果が返ってきました。
現在十数名いる中野塾の高校受験生の全員が、春に受けた「みやぎ模試」の結果に比べて下がった者はいませんでした。中でも偏差値を10上げた生徒もいます。
偏差値というのは、順位が真ん中の者が50になるように得点の値を計算しなおしたもので、全体の中での自分の位置がわかる数値です。つまり、前のテストより点数が上がっていたとしても他の人たちがもっと点数を上げていれば偏差値は下がることになります。今回全員が偏差値を上げたか同じだったということは「みんなよくがんばってくれた」ということを意味します。
しかし、これからが大切です。中3生全体から見ればまだそれほど受験を意識せずに過ごしている生徒も多くいます。これからがいよいよ全体の実力が上がっていく時期です。つまりここからさらに偏差値を上げていくのは、そう簡単ではないということになります。むしろ逆に、伸び悩み停滞して自分の勉強を見直す時期があったほうが、さらなる飛躍の原動力のきっかけになるということも考えられます。受験直前にスランプに陥り今まで解けた問題も解けなくなるという状況になるより、早い段階で一度悩んだほうがいいということも言えるかもしれません。今回の好結果もそのようなことを頭に入れて受けとめてください。
生徒達は日々変わります。今回の夏期講習の日々を始める前とそれを乗り越えた後で、大きく成長した生徒が特に中3生の中に何人かいます。「実力がついて点数がとれるようになった」ということは結果であって、それ以前にまず、勉強に対する姿勢が変わったということです。「本気になってそれを受けとめなければいけない」ということに気づいてきたのだと思います。私にとって、生徒が今「点数を取れるか取れないか」ということは問題ではありません。勉強に対してひたむきな態度を保てるかどうかが重要だと思っています。それはまた、大人として成長していく中で大切な財産になっていくと思います。