今年は台風の上陸と梅雨入りが重なったようです。季節が確実に巡り、新中3生・高3生とも受験に向かって走り出しつつあります。暑い夏に向けて心と体の準備をしっかりとしていきましょう。
今回は保護者面談の案内、夏期講習の案内、さらに中学生に「新みやぎ模試」の案内と、続いてお知らせいたします。子どもたちと一緒に夏を乗り切っていきましょう。
6月 | 29日(金)・30日(土) | 5週目でお休みです |
7月 | 16日(月・祝) | 通常通り授業を行います |
7月の通常授業は21日(土)までです。 | 残り1週分は「保護者面談」と、模試にあてたいと思います |
*「保護者面談」については、別紙の「申込書」をご覧下さい。お一人お一人に1時間の枠で設定いたします。実際には20日以降が大変混み合いますので、早めに7月の中旬頃から始めます。ご希望の日時をご記入の上7月7日(土)までご提出下さい。
*今回「新みやぎ模試」を中学生全員外部の会場で受けてもらう予定です。試験日は8月5日(日)です。詳細は後ほど各生徒に伝えます。試験料は教材費などに含まれておりますのでいただきません。なお、当日受けられない生徒は申し出て下さい。後日塾内で同一の試験を行います。
*夏休み期間中を利用して、「夏期講習」を行います。それぞれの「今」からスタートする「個別指導」の夏期講習と、それぞれの課題にあわせたプリントを行う「夏ゼミ」(中学生対象)を準備しております。詳しくは別紙をご覧下さい。
*8月の通常授業は後半2週間(8月18日(土)〜8月31日(金))で行います。授業料は毎月の金額の半分です。後日、またご連絡いたします。
「夏期講習」を申し込まない生徒は7月22日(日)から8月17日(金)まで授業はありません。
*特に中3生など、部活も終えて受験に備え授業などの変更を希望する生徒は早めに申し出てください。できるだけ要望に沿った形での時間割を作成したいと思います。
中学生は今年度から分量の増えた教科書を手にし、学校の授業のスピードもこれまでより若干速くなった気がします。さらに来年春は、新しい高校入試方法での最初の年になります。
改正点は大きくいって2点、私立の受験の日が少し早まり1月末に2回、それも多くの高校で同じ学校を2回受けられることになったことです。そしてもう1点は、公立の推薦入試で主に英数国の学科試験が付け加えられることです。つまり、きちんとした中学の学習内容の習得の確認と、それをもとにした受験機会の増加ということだと思います。
彼らは15歳でひとつの大きな試練に立たされます。しかし、その15歳の時点で彼ら自身がどういう状況になっているかは人それぞれです。いろいろな理由で「逆境」に立たされているかもしれません。「運悪く」いろいろなものを抱え込んでしまって、精神的にそれどころではないかもしれません。しかし、1回きりの15歳のその時に高校入試を通過しなければいけないのです。私は、彼ら一人一人には、いろいろなことはあると思いますができるだけのことをしてほしい、と思っています。もちろん、この高校入試でこれからのすべてが決まってしまうわけではありません。その時にたとえうまくいかなくても、それを糧に新しい自分を見つけていった生徒たちをたくさん知っています。つまり、「その時はそういう時期だった」ということでしかなく、問題は「その後どうするか」です。
中野塾の中学生の生徒達には毎年3回、「新みやぎ模試」を受けてもらっています。そして、毎年6月になると、「新みやぎ模試」の業者から前年度の受験生たちの結果について、それぞれの高校でどのくらいの偏差値の者が合格して、または不合格になっているか、詳しい資料が送られてきます。今回は中3生には、春の模試で書いてもらった志望校に合わせてその資料の内容をコピーしてお渡しいたします。現在の宮城県の高校入試のやり方がベストとは思いませんが、現実に彼らは来年の春に、具体的にある高校を志望校として受験することになるでしょう。そうならば、その過去のデータをはっきり見て、どういう状況になっているかをしっかり知っておかなければいけないと思います。その上でどう考えるかは本人の問題です。
まずはともあれ、彼らは今スタート台に立ったところです。これから、塾では1・2年の復習と3年の内容をさらに練習していき、来年の春の本人たちにとっての1回きりの「15歳の春」で成果を出していき、ともに喜びを分かち合いたいと思っています。