今年の夏は、ひどく暑い日が続いたりして、体調を崩す人も多かったようです。でも生徒たちは、順調に、夏期講習や自習に毎日通ってきてくれました。でも、ここ何日かは暑さも収まり、あの「暑い夏」もひとまず終わりかな、と思う毎日が続いております。
さて、いよいよ学校が始まりました。この夏休みで得た成果と自信を胸に、新たな気持ちで通いだしていると思います。9月は定期テストの季節です。9月の6日(日)と13日(日)に泉中央教室で、午後1時から午後9時まで自習室を開けます。期末テストの勉強に利用してください。練習したいものがあれば申し出てください。置いてあるいろいろなテキストを使って、目的にあったプリントを作ります。
8月 | 9日(日) | 5週目の休みはありません |
8月 | 21日(月)・22日(火)・23日(水) | 祝・休日ですが通常授業を行います |
29日(火)30日(水) | 5週目で休みです |
・中3生にとってこれからが大切な時期です。保護者の方で、もしご相談したいことがあればお気軽にご連絡下さい。時間をとってご相談させていただきます。また「保護者面談」をこちらからお願いすることもあります。その時はよろしくお願いいたします。
1学期の期末試験が近づいてきました。学年始めの6月の中間試験で思うように点数を取れなかった生徒、とりわけ新中1生での初めての定期試験の結果にショックを受けた生徒にとっては大切なテストです。前回うまく準備ができていなかったなら、今回はその反省のもとにしっかり準備をして臨んでください。
さて、夏休みの中ごろに、中学生の希望者に「新みやぎ模試」を行いました。その結果は生徒によって様々ですが、問題はその結果を見てこれからどうするかです。特に中3生にとっては、志望校の選択が現実として迫られてきます。最終決定をするのは今年の終わりでいいのですが、ただ「受験」という、実体の分からない「魔物」がひたひたと迫ってくるような気がして、圧迫感に襲われていないでしょうか。
でも、やることは1つ、目の前の問題を納得しながら一つ一つ解いていくことです。何をどのように解いていくかは、生徒によって違いますし、目標を私が説明の上、確認しながら進めていってもらいます。私もその進み具合を見て、修正しながら次の段階を準備していきます。そういう点で、受験勉強は生徒と教師の一種の共同作業と言えるのではないかと思います。でも最後は、「頑張ってね」と一人ひとりを試験場に送り出すだけです。私は伴走者でしかなく、本人ではありません。本格的に始まる「受験勉強」に、悔いが残らないように、おたがいの覚悟が試されます。
さて、中野塾の中3生に対する、これから受験までの指導内容のスケジュールについてお伝えします。4月から開始した今年度の「中3土曜ゼミ」は、現在、中2の内容の中心部分に入ろうとしているところです。それとは別にそれぞれの個別指導の授業は、9月の中旬に予定されている1学期期末テストまで、各科目とも重要内容が続きますし、実際の入試問題でも中心的な位置を占めていますので、これに集中します。それ以降は、学校の英数の授業内容を中心とした指導から、中学3年間5教科の内容を視野に入れた受験内容の勉強に、順次移行させていきます。まずは中学3年間の英語内容全体を見渡せる受験用テキスト、さらに宮城県の公立高校の入試で多く出され、点を失う可能性の高い理科・社会の記述問題に向けた受験用テキスト、最終的に、2学期中間テスト以降は、数学が最後まで重要単元が残りますが、公立高校の過去問の練習も含めて5教科すべて受験用テキストにして、冬期講習をまたぎながら、受験に備えて勉強していきます。
これはあくまで全体の一般的な流れであって、個々の、希望する受験校の特徴や、それぞれの生徒の学習内容の進み具合に合わせながら、テキストを増やしたり、指導内容を変更したりして進めていきます。
初めて受験する本人と、いろいろなケースを見てきた教師とのこの「共同作業」は、どちらにしても両者が「本気」にならなければ成立しません。これから、この「受験勉強の山」を、一緒に「本気」になって乗り越えていきましょう。