中野塾（泉中央教室）

中野塾 　　４月の予定

　春の日差しを感じられるようになりました。もうすぐ桜もはじめ、いろいろな花が咲き出すでしょう。
　入試の季節も終わり、新しい学校・新しい学年に気持ちを新たにして、さらにがんばっていきましょう。
　中野塾も新しい塾生を迎えて、これからもよりよい学習指導とは何かを追求しながら進んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

■１･･･授業日・休講日などの確認　　　（対象：全塾生）

■２･･･新年度にあたって／新中３生に

　３月中ごろに宮城県公立高校の後期選抜試験の合格発表がありました。中野塾では高校受験生・大学受験生合わせて、今年もほぼ８割の生徒たちが第一志望に合格してくれました。今回はとくに高校入試の後期選抜試験を受験する生徒が多く、それぞれぎりぎりまで頑張って、受験に臨みました。結果は、高校受験生の場合、あと１人でパーフェクトになるところまできました。その１人も、かつて低迷していた数学も、中野塾に来て中３になってから実力を上げてきて、大丈夫と思っていたのですが、あと一歩のところでした。本当に残念でした。今は、合格した私立高校で、さらなる目標を達成するために、新しく始まる高校の勉強を引き続きやっています。さらに大学受験生は、国公立受験の最後の後期試験で、残っていた最後の１人が合格しました。彼女も去年の前半では大学受験の数学の目途が立っておらず、「どうしよう。」と中野塾に相談に来ました。それからの彼女の頑張りで、国立大の受験のレベルまでにたどりつきました。本当に良かったと思います。

　もちろん、受験は合格することが第一です。しかしその一方で、目標に向かって自分の勉強を積み上げていった過程で学んだことが、これからの彼らの人生で大きな意味を持ってくると思います。
　「人生は厳しい、人は孤独で周りはみんな敵だ。そういう中ではうまくやったほうが勝ちだ」と学んできたか、「みんな優しいし、私を応援してくれて、その中でみんなと一緒に頑張れた。」ということを学んだのかで大違いです。もちろん後者のような受験生活を送っていってほしいのですが、なかなかそうはいかないのが現実です。しかし、もともと勉強は自分の頭で考え、自分で努力して切り開いていかなければいけません。そしてその過程がなければ「本当の勉強」ではありません。ある意味で、孤独な作業を必要とするところもあります。さらに、前に進んでいくためには必ず「失敗」はつきものです。失敗したからこそ次の前進があります。「さてどうしようか」と立ち止まってしまったときに、次のチャンスを引き寄せて、新たな自分を見つけ出せるかが、あなたの価値をさらに上昇させていくのでしょう。
　彼もこれからいろいろなことがあると思いますが、これを好機としてこれからもまた頑張っていってほしいと思います。私も、より的確なアドバイスができるように接していきながら、応援していこうと思います。

　さて新年度にあたり、新中３生も高校受験に向けて新しいスタートを切ります。公立高校に合格しようと思うなら、ぜひ４月から「中３土曜ゼミ」に参加してほしいと思っています。概要は別紙に案内しておりますが、これは特に宮城県の公立入試を意識して、何年も続けている「中野ゼミ」のひとつの形です。 中３生になりたての生徒にとって「受験勉強はどうやればいいのか」というのが１つの悩みだと思います。もちろん今やっている中３の勉強に集中することがまず大事ですが、それとともに１・２年の復習を無理なくスタートし、受験レベルまでだんだんと引き上げていくことが、長い受験勉強を乗り越えていく上で大切になってきます。そのためにもこの「中３土曜ゼミ」が有効だと思います。特に１・２年に「習ったはずの」理科・社会をもう１度思い出し、そのときの事情で抜けてしまっていた部分の補強をし、本格的に始まる受験勉強に備えておくためにも必要だと思います。
　さらにもう１点。宮城県の公立高校の入試問題の特徴に関わることですが、それに合わせた受験勉強をする必要があります。その特徴でまず言えることは、他県に比べて易しい問題の量が多いということです。ということは、一般的に合否の分かれ目は、難しい問題をいかにとったかではなく、標準的な問題を確実に得点にしていくことが重要になってきます。さらに「聞かれたことに対する的確な解答」を心がけ、練習していく必要があります。
　中３の始めは部活との両立が厳しいですけど、頑張っていきましょう。