今年の夏は、出だしは暑い日がありましたが、8月中ごろから涼しい日が続きました。でも生徒たちは、天気とは関係なく、雨の中でも夏期講習や自習に毎日通ってきてくれました。
そろそろ夏もこれで終わりなのかなと思わせる日々もありますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、いよいよ学校が始まります。この夏休みで得た成果と自信を胸に、生たちは新たな気持ちで通いだすと思います。
9月は定期テストの季節です。9月の3日(日)と10日(日)に泉中央教室で、午後1時から午後6時まで自習室を開け、中学生には「Two Sundays」を行います。それぞれに期末試験対策のプリントを5教科分渡して練習していきます。それぞれの中学校のテスト範囲表が分かり次第持ってきてください。それをもとにそれぞれのプリントを作りお渡しいたします。
8月 | 5週目の休みはありません。 | |
9月 | 18日(月)・23日(土) | 祝日ですが通常授業を行います |
29日(金)30日(土) | 5週目で休みです |
・8月26日の土曜日は、泉中央の七北田公園で「ふるさと祭り」があります。その日の午後は、泉中央教室の前は完全に通行止めになり車が入ることができません。そこで、その日の泉中央教室の授業をすべて休みとし、その授業をすべて翌日の27日に振替いたします。26日の「ふるさと祭り」が雨天などにより翌日に延期されたときは27日も授業も休みとし、その振替は後日ご連絡いたします。
※受験生にとってこれからが大切な時期です。保護者の方で、もし相談したいと思われることがあればお気軽にご連絡下さい。時間をとってご相談させていただきます。
7月は保護者面談の月でした。いつものように保護者の方一人ひとりから、その生徒についての家庭での様子や、本人の希望などいろいろな話をお聞きいたしました。初めて聞くようなこともあり、これからの学習指導にとても役に立つと思います。ありがとうございました。
その中でも、今の時期一番の悩みは、受験生を持っている親御さんの不安だと思います。子供を見ていると、一向に勉強がはかどっているように見えず、かといってついつい文句を言ってしまっても、まともな返答はなく邪魔にされてしまう、そんな毎日の繰り返しなのではないかと思います。また、8月に「新みやぎ模試」があり、さらに高校生でも、学校でおこなった全国模試の結果がそろそろ出てきている頃です。受験を来年に控えている生徒にとっては、今の時期の模試は、自分の勉強の調子を見る上でも、これから受験校を決めていく上でも重要な一里塚です。それぞれの結果を前にして、本人とこれからについて、具体的に話をしていきますが、それとは別に、今まで何人も受験生を見てきた経験から、いくつか注意しておく必要がある点についてお話ししようと思います。
まず、第一に「受験生としての当事者意識」を育てていってほしい、ということです。つまり「受験するのはあなた自身だし、あなた自身の頭で、当日その場で考えるしかない」ということをはっきり意識してほしいということです。そして毎日の勉強は、それをその場で発揮できるかの練習だということです。そしてその覚悟があれば、たとえ親とつまらないことで喧嘩しても、それを1つのアドバイスとして受け止めてくれる余裕を持てるのではないかと思います。その意識が中心にあれば、些細なことに振りまわされずに「自分の勉強」に目的を持って集中できるのではないかと思います。
次に、スモールステップで一つ一つの小さな成功体験を積み上げていってほしいと思います。毎日の小さな「やるべきこと」を積み上げていき、その確認をしながら目標に少しずつ近づいていっている、と実感していってほしいです。スポーツでも何でもそうですが「日々の努力」が大切である、ということでしょう。
あとは、周りの意向に左右されずに、本人の納得の上での受験校選択が大事です。周りの人たちはもちろん、何でそちらのほうがいいか説明することが必要ですが、本人がそれを「将来の打算」とみるか「大人の知恵」とみるか、本人の判断に任せることが大切だと思います。
たとえそれを「打算」と見ても、将来うまくいって成功すればいいのであって、問題は「本人の判断」というのがポイントだと思います。
これから受験生にはいくつもの「波」が来ます。その「波」にのまれず、自分を失わずにやっていければひとまず「好し」として、最後に、結果として「合格」ということになれればいいと願っています。