今年は穏やかなお正月でした。寒さはきびしいですが、これからは体調に十分気をつけて、この試験シーズンを乗り切っていってください。春は確実に近づいています。
大学受験生はセンター入試も終わり、その結果を受けて最終的にどの大学を受けるかを、改めて決断していく段階です。これまで積み重ねてきたことを思い出し、自信を持って試験場に向かってください。
高校受験生たちは、おそらく入学試験というものは初めてだと思います。たぶん、緊張が日に日に増していると思います。でも、なにも完璧な答案を書く必要はないのです。「合格答案」を書けばいいのです。つまり、いつもの模試のように多少間違ってもかまいません。そうやって今までに、結果を出してきたのですから。試験が始まってしまえば練習しているときと同じ、目の前の問題をひとつひとつ解いていけばいいです。今までやってきたことがきっと浮かんでくるでしょう。頑張ってください。
1月 | 29日(火)・30日(水)・31日(木) | 5週目ですが通常授業を行います(▽) |
2月 | 3日(日)・10日(日) | 自習エリアを開放します(△) |
11日(月・祝日) | 休日ですが通常授業を行います | |
5週目の休みはありません。 |
(▽)・正月三が日をお休みとしましたので、29日(火)・30日(水)・31日(木)は月4回の授業数を確保するために授業を行います。
(△)・学年末試験や入試などが近いので、泉中央教室の自習エリアを午後1時より午後6時まで開放し、小・中・高生に「Two Sundays」(定期試験対策の日曜日)を行います。普段、平日には自習エリアを利用できないことが多い中学生などは、テストに備えて是非利用してください。テスト範囲が配られたら持ってきてください。その範囲のテストを練習します。
あともう少しで公立高校の前期選抜試験が始まります。その後続けて私立高校の入学試験です。これで今年度の高校入学試験のシーズンの開始になります。そのあと1か月して、多くの中3生にとって最後の試験であるとともに、最も重要な公立の後期選抜試験が来ます。
前期選抜試験は、公立高校の入学試験の改革により今回で終わりにして、来年度から今の後期の日程の、3月初めに1回の入学試験をするのが決定されています。つまり2回の入学試験の機会を1回にしたわけです。
現在行われているやり方のその実情を見ると、多くの高校の場合、その出願手続きの時点で内申点に条件を設定して、内申点がいくつ以上でないと受けられないということにしていました。でもそれは、決定されたことではなく、おそらく多くの高校がそうしたのであって、そうしない高校もありました。それは、この時期になるといつも受験倍率で話題になる仙台一高です。でもそれは、内申点がいくつ以上でなくては受けられないということを外したわけですが、中学の評定は受験時に必ずついてくるので、内申点が低くてもそれを承知で受けても構わない、というだけのことです。
実際、後期選抜試験にしても内申点も加味しながら合否を判断するので、機会を2回にして別の種類の受験生を選抜する、という目論見があっても、結局のところ似たような結論になったのだと思います。だったら労力のことも考えて1回にして、内申点と実際の点の比率を各高校にまかせて、それを行おうとしたのだと思います。
いずれにしても、今回もし2回受けられるならばそれを利用して受ければいいと思います。一方、後期選抜をはじめから狙っているならば、それなりの対策が重要だと思います。特に前期選抜試験が3科目に対して、後期選抜試験は5科目に増えるので、社会・理科の対策がポイントになってきます。場合によっては、この1か月で状況は変わります。
社会・理科は、まず事項を確認すること。人名・事件名・薬品名点・・・、これらを問題の中で確認することが大事です。そして問題は記述問題です。
公立の問題には必ず記述問題が出てきます。これは避けられません。そしてそれは必ず練習しておく必要があります。ポイントは、使うべき言葉は何かということです。問題文を何度も見て、何を聞いているかを確認することです。それを決めるのは練習量の多さです。記述問題で使える内容はそれほど多くありません。「ああ、これ。」と思えるかどうかです。
「個人指導」で教えると、いろいろとその人となりが見えてきます。「ああ、こういうところでミスをするのだ。」というのが分かります。得意分野・不得意分野がみえてきます。それを生かして、合格点を取るために、これからも直前の学習指導を続けていきたいと思います。