朝晩の気温も下がり、すっかり秋の気配です。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は11月の後期中間テストがやってきます。そしてさらに高校受験生たちには、受験校を具体的に決めていかなければいけない時期になりました。中3生は学校での「三者面談」で受験校を決定していくことになっていきます。そこで、中3生に悔いのない受験校選びをしてもらうためと、受験までを有意義に過ごしてもらうために、中3生の保護者面談の時期を早めて、10月の宮城模試の結果がわかり、さらに後期中間テストの結果がわかる11月中旬から始めたいと思います。そのときに、今までの模試の結果の推移と最近の本人の様子を確認しながら、受験予定校の相談をさせていただきます。志望校との相性なども考えながらアドバイスをしていきたいと思います。詳しくは後ほどご連絡を差し上げます。
「Two Sundays」を行います。今回は中間試験の日程が、学校によってだいぶ広がってしまったので、3週間、10月25日(日)・11月1日(日)・8日(日)で行います。中学生は試験範囲がわかりしだい、範囲表を持ってきてください。
10月 | 29日(木)・30日(金)・31日(土) | 5週目ですが中学生に限り通常授業を続けます。 |
10月25日(日)・11月1日(日)・11月8日(日) | Two Sundaysを行います。※ | |
11月 | 3日(火)・23日(月) | 祝日ですが通常授業を行います。 |
12日(木)・13日(金)・14日(土) | 中学生は上記の振替で休みです。 | |
29日(日)・30日(月) | 5週目で休みです |
※ 中学生の定期試験が近いので、午後2:00~6:00の時間帯で泉中央の自習エリアを開放し、10月25日(日)・11月1日(日)・11月8日(日)に中学生にはTwo Sundays(試験直前ゼミ)を行います。費用は¥2000です。保護者のかたにおかれましても、子どもたちの自主的な勉強を後押しするために、このような機会をうまく利用して、送り出していただけるとうれしいです。
現在、中3生は中学3年間の内容のはいった受験用のテキストを5教科ともそれぞれに渡してやってもらっています。おかげで私もその一人一人の○付けで忙しい毎日です。しかし、ひとまず評定もほぼ確定して、これからは学校の成績とは関係なくできるだけ実力を上げていくだけだす。
この受験用テキストをやっていくといろいろなことがわかります。まず3年間の復習をやりながら、実際の高校入試の問題を練習していくと、自分が不備だったところがよく見えてきます。「確かに中2のあの頃はあまり勉強をやっていなかったし、今やり直してみるとそうだったのか」ということの連続なのではないでしょうか。もしそうならあなたはまだまだ伸びていく余地があります。さらに社会・理科ならこれからが勝負です。それは英語についても言えます。このような全体的な練習をしていくと、ジグソーパズルの抜けていたピースが入っていくように完成していきます。それが自信につながっていきます。
もう一つ重大な点は記述問題に対する答え方です。特に宮城県の問題は記述式が多いです。多くは社会と理科に現れます。知識の問題ですが、その手前の問題として
「何を聞かれているか」
「どう答えればいいか」
という言葉の練習が重要です。この種の事が原因で正解が書けない生徒が多すぎだ、と感じています。今までは、日本語の練習についてなかなか塾では練習できませんでしたが、これからはこの機会を利用して、正解解答に近づいていく練習を行っていきます。それが本当の受験勉強につながっていき、人としてひとまわりおおきくなって高校生となり、新しい世界に入っていく準備をしましょう。
さて、後期中間テストが近づいてきた今、前期期末試験について少しコメントします。長い休暇の後、各学校の対応が分かれました。試験範囲が長くなったのを考慮して少し易しめに作問した学校と、例えば高校のスタートとして従来通りきつめに作問したところに分かれた模様です。それに対して生徒たちも「簡単だった」という声と「きつかった」という声に二分されました。次はおそらくその逆になると思います。いずれにしても、一度定期試験を経験したのですから、その経験を生かして、それぞれの科目の特徴をつかみ、準備をしていきましょう。
秋は次のステップに心を切り替えるときです。今自分に与えられた課題をひとつひとつこなしながら、次のステップにむけて一緒に進んで行きましょう。