震災報告「このブログを見ている全ての方へ」No.11
今回は写真はありません。
一昨日、私の教え子の1人が自衛隊の高等工科学校に行くということで
ご自宅まで本人に会いにいったところ、、、
親戚、知人の方達が集まって送別会の真っ最中でした。
玄関先の挨拶で帰るつもりが、飛び入り参加させて頂くことに。。。
そこで、いろいろな方とお知り合いになれたのですが、
私は初対面だったのですが、その中に現役の自衛官のSさんも参加されていました。
彼の階級は陸曹。。。
今回の大震災では、多方面で救援活動をされていたそうです。
その中で福島原発の話に及ぶと、
Sさんはしんみりとこんな話をしてくれました。
彼は、あの原発に放水した大型ヘリを見送る場面にいたそうです。
「ヘリの隊員達は皆、泣いてましたよ。
現実に迫った死ぬかもしれない恐怖。
家族への想い。。。
たまらなかったっすねぇ・・・」
思わず聞き入ってしまった私でしたが
今回ばかりは、
最前線で働いてくれている自衛隊の人たちは本当に命を張っているのだと心の底から思いました。
ギリギリの極限で命を張っている人たちの存在がある中で
政治家が軽々しく「命を賭けて取り組みます」なんで言わないで欲しい。
憤りにも近い想いで、そう強く思いました。
今なお、私の家の近所には毎日自衛隊の車両がひっきりなしに通行しています。
あらためて、被災地で活動される全ての自衛官の皆さんに感謝申し上げます。