暑かった夏ももう終わりです。これからはどんどん涼しくなり、やがて収穫の時期がおとずれます。「中野塾」でも、夏の暑さにもめげず来てくれた生徒たちにとっても、その成果が表れてくる時期でもあり、とても楽しみです。
高校、中学と学園祭が続いて、少々浮き足立っていたようでしたが、それも一段落して、現在は高校の期末テストの最中です。中野塾での高3生たちは、みんなほぼ夏休みを境にして完全に受験モードに突入しています。
しかし、この時期の中3生の取り組みの遅さに、例年悩まされます。この傾向はこの2・3年顕著になってきており、全体的な傾向なのですが、この原因の1つと思われることは、私立・公立を問わず推薦枠が拡大したこと、さらにそのことからの影響で特別に勉強しなくても、なんとなく志望校に入れるような気がしている者が多くいるということからでしょう。
ところが、夏休みの前半に行った「新みやぎ模試」の結果からわかるように、志望校に比べて明らかに実力差があります。これを縮めていくために、中学3年間すべての内容にわたって、しかも5科目で実力を上げていくのは、定期テストのように範囲があって、前日に何とかやれば何とかなるのとはまったく違います。そのためには、毎日少しずつ、学校の授業とは異なった勉強、例えば中1・2年の復習と中学3年間にわたる内容の入試問題の練習をしていかなければ、模試や実力テストなどで点を取る実力はついていきません。志望している高校に合格するため、今それをやり始めなければいけないと気付きだしている中3生が私の目で見て数名出始め、生活もだんだんそちらの方向に向かいつつあるのがわかります。この秋口に気付けば、必ず実力は伸び、定着します。
それにひきかえ、秋も終わりに近づいた頃に受験勉強が始まり出すと、ちょうど伸び始めの時期に入試日を迎えてしまいます。「入試まであともう1ヶ月あれば…」と本人も私たちも思ってしまいます。受験の日は決まっていて、その日は必ずやってきます。そこでいい結果を出すためには、この秋にどのぐらい努力したかで決まります。
さて、「受験勉強」といっても、特別に分厚いテキストを買ってきてやらなければいけない、というわけではなく、今ある、今やっているテキストを毎日コツコツとやり続けることです。「中野塾」の中3生にとっては、「土曜ゼミ」のテキストをきちんと予習することです。テキストのそれぞれの単元の内容を順々に押さえることが入試に直結します。また10月からは、「土曜ゼミ」のスピードを上げ、1日4科目にして、それぞれの通常授業の中でも、「土曜ゼミ」のテキストの確認を時間が許す範囲で行っていきます。12月からは、実際の公立入試の問題を使いながら実践的な練習に入る予定です。
中3生は、来年必ずやってくる入試のために、今その準備をしっかり始めて下さい。
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