受験生もいよいよ最終段階に入りました。入試が終わった後に「あれをやろう」「これもやろう」と思いながらも、やはり目前の試験に不安が増していて、早く来てほしいような来てほしくないような、そんな日々だと思います。「中野塾」も彼らの最後の仕上げとともに、新年度の準備に追われる二重の生活です。とにかく彼らには頑張ってほしいものです。
3月は3週目の21日(火)まで授業を行い、4週目を利用して「保護者面談」を行います。また、春休みを利用して「春期講習」を行います。
3月から新年度を始めます。すでに別紙にてお知らせいたしました通り、3月より年度をあらため、新しい学年に備えて時間割を変更してまいります。つきましては、すでにお渡しした「新年度希望授業調査書」をお早めにご提出いただけるようお願いいたします。今までと同じ授業の取り方でも、もう一度来られる曜日・時間帯を確認したいので、ご提出いただけるようお願いいたします。
新年度を始めるにあたり、今までの案内書の一部を変更いたしました。大きな変更としては、今まで「土曜ゼミ」という名前で行っていた授業を「中野ゼミ」と改め、土曜に限らず、また泉中央教室に限らず行うことにいたします。それに伴い、授業内容もより定着がはかれるよう解説の時間の割合も多少増やすことにして、授業料も若干変更させていただきました。
新しい学年を迎えるにあたり、それぞれの生徒の、現在の学校や家庭での学習の様子、成績の状況、部活や友達関係、あるいは将来の希望を聞くために、それぞれの生徒に個人面談を行います。授業時に担当教師が10分程度使い、それぞれ1人1人に聞いてまいりたいと思います。その結果は「保護者面談」のときにお伝えし、それぞれのこれからの学習指導に生かしたいと思います。
新しい学年を迎えるにあたり、「保護者面談」を行います。別紙「保護者面談申込書」に3月19日(日)〜25日(土)のうち、都合の良い日時をご記入いただき、3月11日(土)までにご提出いただきますようお願いいたします。
春休みの期間を利用して「春期講習」を行います。普段、学校の授業があるときにはできない、不得意分野の集中的な練習、全体的な復習、あるいは新学年の先取り授業など、その生徒に合った「春期講習」を行いたいと思います。また、中学生には予習を前提とした、それまでに習った内容を一気に復習するテストゼミ形式の「春ゼミ」を行いますので、よろしければお申込みください。
「新みやぎ模試」を春休みに実施いたします。詳細は追って連絡いたします。
毎年この時期になると「中野塾」を卒業していく者たちに、内心「おめでとう」とは言えない気持ちになります。彼らのこれからを思うと心配で仕方がないからです。しかし、いくら彼らを私が自分の息子や娘のように思っても、現実には違うので、「元気でね」と送り出すしかありません。
彼らが次のステージに進むときに、彼らなりの「夢」を持っていると思います。それは子供っぽいもの、ひどく実現させるのに難しいもの、あるいはとても現実的なものまでいろいろでしょう。でも私が心配なのは、夢が実現できるかどうかではなく、(それはものによっては才能や運に左右されることが多く、ある面では仕方のないこともあるので)、実現させるための努力が見当違いだったり、現実を知らなかったりする場合です。夢が実現すればいいのですが、それを諦めざるをえなくなったときに、「なんだ、そうすればよかったんだ」とか「早く言ってくれればよかったのに」という後悔の念で一杯になるケースです。本人が甘かったということもできるでしょうが、そのときに「それを実現させようと思うなら、今これをやっておかないといけない」とアドバイスしてくれる大人がまわりにいるかどうかです。
私は、大人の責任はより良質な知識、より良質な経験を子どもたちに伝えることだと思っています。私がどこまで彼らに伝えられたかはまったく自信はありませんが、願わくは、彼らがいろいろな大人に会って、そのいいところを身につけ、それが正しいと思うなら素直に忠告を受け入れ育っていくことを切に願います。